イギリス人は無類の紅茶好きとして知られており、朝起きてから寝るまで、一日に5〜6回は飲むといわれています。数あるティータイムの中でも、「アフタヌーンティー」と呼ばれる昼下がりのお茶の時間が特に有名です。
ティーポットにたっぷりと用意したミルクティーとともに、3段のティー・スタンドに盛りつけられた軽食とデザートを、ゆっくりと時間をかけて楽しみます。下段に小ぶりのサンドイッチ、中段には、ジャムとクリームを添えたスコーン、上段にはケーキやフルーツなどのデザートが盛られているのが一般的です。
アフタヌーンティーという習慣が生まれたのは、今から約150年前。考案したのは、ベッドフォード公爵夫人、アンナ・マリアだといわれています。優雅なスタイルはたちまちイギリス上流階級の貴婦人たちのあいだに広まり、やがて、イギリスを代表する食文化のひとつとして知られることになりました。
イギリスでは、自宅にお客さまを招いてアフタヌーンティーでもてなすだけでなく、ホテルや紅茶専門店のティールームでも楽しむことができ、午後のひとときをゆったりと過ごす紳士淑女の姿がよく見られます。
日本でも、帝国ホテルやホテルオークラなど、アフタヌーンティーをいただくことのできる一流ホテルが数多くあります。時折はこうしたホテルのラウンジやカフェを訪れ、非日常を感じてみてはいかがですか。
(更新日:2006年6月26日)
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編集協力:三菱商事
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