「ピンチョス」とは、手でつまんでひょいっと食べられるおつまみの総称です。スペイン・バスク地方に伝わる豚肉の串焼き、「ピンチョ・モルーノ」がそのルーツといわれますが、時代とともに進化を遂げ、現在では多種多様に。オリーブをようじに刺しただけでも立派なピンチョスですし、薄く切ったフランスパンの上に生ハム、チーズ、魚介類、卵などさまざまな具をのせたカナッペ風もあります。バル(食堂兼バー)には店ごとに自慢のピンチョスがあり、マドリードの人々は一晩に数軒をハシゴしながら楽しみます。
日本で「チュロス」といえば、砂糖や蜂蜜を生地に加え、仕上げにコーティングをした甘い味が一般的。一方、スペインでは、チュロス自体は甘くないのが普通です。
揚げたてを、「チョコラテ」と呼ばれる濃厚なホットチョコレートや、「カフェ・コン・レチェ(カフェ・オ・レ)」に浸したり、砂糖をまぶしたりして食べます。
朝食やおやつとしてだけでなく、お酒を飲んだあと家路につく前にチュロスを食べている人々の姿も。マドリードではおなじみの光景です。
Passion from around the World
マドリードから、気になるブランチ情報をお伝えします。
編集協力:三菱商事
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