ドイツ料理といえば、ソーセージとじゃがいも料理。でも、それだけではありません。
例えば、骨付きの豚スネ肉を塩漬けにし、肉がやわらかくなるまで長時間ゆでたアイスバイン。ベルリン発祥の郷土料理ですが、いまや、ドイツ全土で親しまれている庶民的な豚肉料理です。豚スネ肉をグリルしたものはシュバイネハクセと呼ばれ、パリッと焼き上げられた皮が香ばしく美味な一品です。
海岸線に面したドイツ北部ではシーフードが充実していますし、逆に森の多い南部では、冬場、野生の鴨や鹿などの肉が豊富。春にはホワイトアスパラガスやアーティチョーク、夏は何種類ものベリー類、秋はきのこ…と季節の味もバラエティ豊かです。
デュッセルドルフのあるライン地方の名物は、しっかりとした苦みのあるアルトビールとザワーブラーテンという肉料理。赤ワインとワインビネガーにスパイスを加えた調味液に、牛肉を塊のまま漬け込んでマリネし、蒸し煮にした一品。薄切りにして、干しぶどうを加えたソースをかけていただきます。付け合わせには、もちもちとした食感のじゃがいもだんご、クネーデルが定番です。
もうひとつ、忘れてはならない肉料理の付け合わせがザワークラウト。白キャベツを酢漬けにしたドイツ版の漬け物で、植物性乳酸菌とビタミンCが豊富な健康食です。ドイツでは、このザワークラウトの漬け汁を健康のためにジュースなどで割って飲むのが流行しています。
さて、自宅で手軽にできるドイツ料理、今回は、ビールやワインにぴったりのおつまみ「シュニッツェル」をご紹介します。薄く叩きのばした牛肉をカツレツ風の揚げ焼きに。ドイツでは焦がしバターにレモンを加えたソースが定番ですが、ここでは、レモンと粒マスタードを添えてさっぱりと。大きめに作ればパーティーメニューにも最適です。
(更新日:2006年10月07日)
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編集協力:三菱商事
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