
ドイツ・デュッセルドルフは、日本企業のヨーロッパ進出拠点として、数多くの日本人が暮らすまち。中央駅前から延びるインマーマン通りには、日本レストランや食品店、書店などが並び、日本のオフィス街を歩いているようだ。並行するクロースター通りには、昼時になると行列ができるラーメン店まである。最近は、行列のほとんどがドイツ人だったりして、日本食の人気のほどがうかがえる。
インマーマン通りを越えて進むと、まちの中心のケーニヒスアレーという大通りに出る。「王様の通り」という意味で、地元の人たちは略して「ケー」と呼んでいる。ケーの中央には掘割りがあり、並木道には有名ブランドやショッピングビル、レストランが並び、ドイツには珍しく高級感漂うショッピングストリートとなっている。
この通りを歩いていると、明るいグリーンのショッピングバッグを持つ人の姿を必ずといっていいほど目にする。このバッグは、ドイツきってのコンディトライ(自家製菓子店のこと)「ハイネマン」というお店の一品。中でもシャンパントリュフは、この店が誇る人気ナンバーワンのチョコレート。シャンパンの芳香漂うクリームとチョコレートの見事なハーモニーはまさに絶品。世界のチョコレートファンやグルメの間でも高く評価されている。自家製ケーキが味わえるカフェも併設しており、ひと休みするのにもぴったりの店だ。

海外旅行のおみやげにチョコレートは定番であるけれど、ここまでクオリテイが高いチョコレートをオフィスで配ろうものなら、味にこだわりがある女性たちからも見直されるに違いない。ちなみに値段は、日本の同様のチョコレートよりもずっと安い。
デュッセルドルフには、隣町ケルンの大聖堂のように世界文化遺産に登録されているような見どころはないのだが、「ハイネマン」という世界遺産級の魅力的物件があるので、ドイツの旅の途中には、ついつい立ち寄ってしまう町である。
(更新日:2006年10月25日)
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編集協力:三菱商事
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