
カナダの西海岸に位置する港湾都市バンクーバーは、トロント、モントリオールに次ぐカナダ第3の規模をもつ大都市だ。入江に突き出した半島部分がまるまるダウンタウンとなっており、街の中心はロブソン通りを中心とする一帯。この通りを歩けば、多くの日本人とすれ違うことだろう。日本から最も近い、カナダの玄関口であるバンクーバーには、ビジネスマンから学生まで数多くの日本人が暮らしており、ロブソン通りには日本の居酒屋やラーメン店、日本の菓子やマンガなどを扱うコンビニやレンタルビデオ店なども集まる。
カナダで最近注目されているのは、日本でもヘルシーフードとして人気のメープルシロップ。世界のメープルシロップの8割以上はカナダ産。形が特徴的なメープルの葉はカナダの国旗に使われており、まさに国を代表する名産品である。メープルシロップとは、サトウカエデ(Suger Maple)の樹液を煮詰めて作る自然甘味料。やさしい甘さと、カロリーの低さが特徴で、カルシウムやカリウムなどミネラルが豊富に含まれ栄養価も高い。


ロブソン通りに面したバンクーバー美術館の前には、メープルシロップを使ったスイーツが味わえるカナディアン・メープル・ディライツ・グルメ(Canadian Maple Delights Gourmet)がある。ここは、メープルシロップの本場であるケベック州モントリオールにあるメープルシロップ専門店の支店。店内のカフェスペースには、保存料や添加物を加えていない100%ピュアのメープルシロップを使ったオリジナルのスイーツが並ぶ。カナダのスイーツというと「でかい、甘い、食べきれない」がおきまりだが、ここは甘さひかえめで日本人の口にも合う。定番メニューは、ナッツや季節のフルーツがのったメープルタルト。メープルシロップを使ったジェラートやソルベも人気だ。夏、正面にあるバンクーバー美術館の中庭のベンチに座って、のんびりとメープルジェラートを食べるのもおすすめ。
店内ではメープルシロップの販売もしている。さすが専門店だけあって、品数も充実。ただ、普通のメープルシロップだと意外と用途に困る。ここではメープルドレッシングやジャム、バターなども扱っており、ちょっと気の利いた使い勝手のいい製品を探している人は、のぞいてみるといいだろう。
(更新日:2006年12月20日)
編集協力:三菱商事

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