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世界の都市だより 世界の街角へ

ガイドブックでは書けない街の顔を垣間見る メルボルンのオールド&ニュー

シドニーで成功したらメルボルンに移り住む人がいるという。美しいビーチが続くシドニーはビーチカルチャーが根づいているのに対し、19世紀からの歴史的建造物を多く残すメルボルンはシアターや美術館が目立ち、アートの香りがする。成功をおさめた後に、落ち着きつくには確かによさそうだ。全豪オープンやF1など人気の国際スポーツイベントも開催され、それぞれ会場までトラム(路面電車)でアクセスできる手軽さも魅力だ。

現在も開発が続くドックランズ地区

メルボルンの街は、2006年3月に英連邦諸国のオリンピック、コモンウエルスゲームの開催国になったことを契機に、だいぶ様変わりした。CBD(セントラル・ビジネス・ディストリクト)のスペンサー・ストリート駅は、波形の屋根の開放的な近代建築に生まれ変わると同時にサザンクロス駅と名前を変え、現在も開発が続く西側のドックランズへの拠点となっている。バーク通りとコリンズ通りは中心部からドックランズ方面へ延長。ビクトリア州政府がこのドックランズの開発に力を入れているため、将来は、西側が発達し、サザンクロス駅が街の中心になるとみられている。

おりしも国内はバブル経済。持ち家志向が高かった「メルボニアン」もCBD周辺に次々と作られる高層のアパートメントを購入するようになった。CBD内には大型のショッピングセンターも増えている。

個性的な店が並ぶブランズウイック・ストリート

しかし、そんなメルボルンの街も、中心部を離れれば、変わらない姿が残っている。CBDの北、ブランウイック・ストリートはカフェ、雑貨店、レストランなど個性的な店が軒を連ねる、メルボルンらしい通りのひとつ。CBDとは違い、低層の建物がズラリと並ぶ。ここでのレストラン巡りはメルボルンを訪れる楽しみでもある。何しろ、ベンガル料理、レバノン料理、アフガニスタン料理など、日本であまりお目にかからないような味に出合えるのだから。しかも、従業員はその国(もしくは隣国)からの移民で、メルボルンにいながら、各国の雰囲気まで味わえる。この通りは、独立経営の店舗が多いため、インテリア、扱う商品など全てオリジナルで、のぞくのが楽しい。休憩するのに最適なカフェにも困らない。

CBD南にはチャペル・ストリートがある。こちらは有名ブランドが並ぶハイセンスな通り。さらに南下し、建物が低層になってくる辺りに、市民の台所のひとつ、プラーンマーケットがあり、さらに南のグラビュール・ストリートには若手デザイナーなど、裏原宿のような個性あふれる店が並んでいる。

急速に発展するCBDと、市民の生活が残る通り。どちらもメルボルンの今を象徴している。

(更新日:2007年03月22日)
編集協力:三菱商事

メルボルン市内を流れるこの川沿いを歩くと、とてもリラックスできるんですよ。
現地からの楽しい情報、まだまだあります。

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