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ニッポン彩発見 こだわりの生産地

目からウロコの「うまいもん」情報が満載 Vol.09 丹波のマツタケ 丹波と三田の里山にマツタケを訪ねる

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兵庫・三田のマツタケ山を訪ねる

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マツタケ山を持つ西田さん

三田にいくつかのマツタケ山をお持ちの西田保さんに、マツタケ山を案内してもらいました。

「昔はそのあたりの松林に入れば、マツタケの2本や3本は見つかったのですが…」(西田さん)

山の低い部分の杉林を抜け、道が急登になり、周りに赤松が増えてきました。ただし、かなりの数の倒木があり、とてもきれいに手入れされているとは思えません。

「この山は1950年に大型台風の被害にあい、多くのアカマツが倒れてしまい、その後、マツタケの収穫量が激減してしまったのです。」(西田さん)

ちょうど、日本の産業構造が二次産業へ転換されたころです。きっと、山を手入れする人が激減したのだと思います。

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ようやく見つけたマツタケに感動(訪ね人の萩原さん)

登ること15分ほど。周りにアカマツが増えてきました。

「このあたりにマツタケが生えているはずだから、探してみて」(西田さん)

落ち葉が保護色になり、マツタケはなかなか見つかりません。松葉の落ち葉が盛り上がっているところが、狙い目ですが、これが素人には見極めが難しいです。

捜すこと30分、ようやく1本見つかりました。すると、1メートルほど横にもう1本。自分でマツタケを収穫した…まさに感動の瞬間です。

「昭和30年代までは、一度、山に入れば、カゴに詰め込めないほどのマツタケが採れ、服を脱いで、その中にもマツタケをつめて帰ったものです。」(西田さん)

何ともうらやましい限りです。確かに、ピーク時はシイタケの5分の1の収穫量でしたが、実際に発生するのは、ほんの1カ月ちょっとですから、ある意味、マツタケシーズンはシイタケの流通量の比ではなかったはずです。

三田で始まった、マツタケ山復活のボランティア活動

このままでは、里山のマツタケは滅んでしまうとの危機感を持った人々が立ち上がり、三田市と三田市観光協会が中心となり、三田マツタケの復活プロジェクトが立ち上がりました。実際、西田さんの所有する約5千平メートルの山林を、ボランティアに皆さんが、5年後のマツタケ復活を目標に、間伐と枯れ木の除去、腐葉土の取り除き作業をしているそうです。長く地道な活動が実り、数年後はマツタケがたくさん採れることを祈ります。

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