朝日新聞がビートルズ世代に贈る、こだわりエンターテインメントサイト

メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

ホーム設定

Special Contents ひと

  • インタビュー
  • フロントランナー
  • トップ
  • 地球発
  • マネー
  • ライフスタイル
  • 極める
  • からだプラス
  • エンタメ

記事を印刷

地球発

  • 世界の都市だよりTOPへ
  • バックナンバー

旬旅@ワールド 旅するコラム

世界遺産を巡る旅 カメラマン・岩間幸司さんに聞く 世界遺産をデジカメで撮影するコツとは

旅の感動を写真として残す

カメラマンの岩間幸司さん
世界遺産を撮り続けているカメラマンの岩間幸司さん

岩間幸司さんは、さまざまなメディアの取材で世界各地の世界遺産を撮影してきた。最近、岩間さんが注目しているのは、6件の世界遺産が登録されているクロアチア。「アドリア海は美しく、料理もおいしい。イタリアを素朴にしたような魅力的な国です」と言う。また、ラオスに10年にわたって通い、ゆるやかな時の流れとおだやかな人々に魅せられて、ライフワークとして作品を撮り続けている。

旅をして憧(あこが)れの世界遺産を訪ねた際、その感動を写真に残したいとシャッターを切る人は多い。デジタルカメラなら撮影した画像をその場で確認できるし、不要な写真は削除すればいいので失敗を恐れることなく写せる。近ごろ人気の高い一眼レフのデジカメで写真を撮るコツを岩間さんに聞いてみた。

アイスランドのグトルフォス滝にかかる虹。遊歩道を行く人を入れ込んだことでいっそうダイナミックさが強調されている。近くの展望台から時間をかけて撮影した

「建造物や遺跡などを撮る場合、メインとなる被写体を画面の中央に配置せず、ピントを合わせた後、少しファインダーを左右のどちらかにずらしてみましょう。こうすることで画面が見違えるほど引き締まることがあります。また、全体像を写そうとせず、一部分を切り取ってみるのも効果的です。つい横位置ばかりで撮ってしまいがちですが、たまには縦位置に構え、カメラを上に向けて空を多めに入れてみたり、下に向けて地面を多く入れ込んでみたりして構図に変化をもたせてみるといいでしょう」

意識的に写真の中に人物や木などを入れ込むと、遺跡や建造物などの雄大さがより感じられる作品になる。

宿はなるべく近くに取り、1日の光と影を追う

かつての仏教国ランサン王朝の首都、ルアンパバーンは町そのものが世界文化遺産。朝霧の中、毎日繰り返される僧侶たちの托鉢は数百年続いてきた

いい写真を撮るためには、世界遺産の近くに泊まることが大切だと岩間さんは言う。

「世界遺産の中に宿があるケースもありますし、なるべく近くにあるホテルに泊まるようにしましょう。そうすれば早朝や夕暮れ、夜間など、さまざまな時間帯に何度も足を運ぶことができ、多彩な表情を写すことが可能となります」

写真は、光と影で構成されるため、斜光線で写すと立体感が出て力強い作品になる。色彩に乏しい遺跡や古い建築物も、陰影があることで迫力が生まれる。そのためには夕方や早朝の撮影が最適なのだ。

撮影中に気をつけたいのが盗難。写真を撮ることに夢中になり、注意力が散漫になりがちだ。また、一眼レフのカメラを持ち歩いていると目につけられ、スリや泥棒の標的になりやすい。撮影が終わったら速やかにバッグにカメラを納め、バスや地下鉄といった公共交通で移動中はカメラを見せつけないこと。カメラを入れたバッグは肩からたすきがけにするなどしてしっかり管理しよう。

三脚は必需品。長旅ならデータを蓄積するツールも用意

撮影が旅の目的のひとつである場合、どのようなツールを用意していくべきなのだろうか。「夕景や夜景、ライトアップされた建造物などを撮影するのであれば、やはり三脚は必要です。それ以外では、データを記録するメディアとバッテリー、充電器、旅先に合ったコンセント変換プラグは持ったほうがいいですね。レンズは交換せず1本で十分でしょう」と岩間さんはアドバイスする。

長めの旅で複数の世界遺産を巡る場合、記録メディアの容量では不足することも考えられる。「そうした場合は、ストレージと呼ばれる携帯用のハードディスクを持って行くといいですね。画像を確認できるモニター付きのものもあり、容量も大きいので非常に便利です」

旅の思い出と感動がつまった作品は、帰国後、パソコンの壁紙にしたり、旅日記としてブログで発表したり、ポストカードを作って友人に送付したり……、多様な楽しみ方ができるのもデジカメならではの魅力といえるだろう。

(更新日:2006年10月30日)

おすすめ最新ガイドブック!

地球の歩き方MOOK
おとなの浪漫紀行
世界遺産50の旅

謎めく古代遺跡、麗しき古都、知れざる秘境、そして悠久の歴史。いまや、旅人を魅了して止まない一大テーマとなった世界遺産。そこには浪漫溢れる本物の「おとなの旅」があって……。
地球の歩き方MOOK おとなの浪漫紀行 世界遺産50の旅
Amazon.co.jpで購入

編集協力:ダイヤモンド・ビッグ社「地球の歩き方」編集部

画面トップへ

※当サイトの推奨ブラウザは、Windows Internet Explorer6.0以上、Netscape7.0以上、Firefox 1.0以上、Macintosh Safari 1.0以上となります。
Copyright The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.
どらくに掲載の記事・写真の無断複製転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

©朝日新聞社
無断複製転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。