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旬旅@ワールド 旅するコラム

「ラ・ブルゴーニュ」オーナー オリヴィエ・ヴォワザンさんに聞く レンタカーでまわるフランス、その魅力とは?

充実の交通網で、地方へのドライブも楽々

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「ラ・ブルゴーニュ」オーナーのオリヴィエさん

オリヴィエ・ヴォワザンさんは、神楽坂のフレンチレストラン「メゾン・ド・ラ・ブルゴーニュ」とチーズバー「ラ・キャバヌ」のオーナー。パリ、サンフランシスコ、東京と移り住み、どの都市でも車と大型バイクの運転を楽しんできた。たびたびフランスに帰国するが、フランス国内の移動はほとんど車だという。

「フランスではストライキで電車が止まったり遅れたりすることがあるので、車は便利です。パリの周囲には外周道路Peripheriqueがあり、主要道路とつながっています。パリを出て30キロくらい行けば緑がいっぱいで、素朴な村や田園風景が広がります。南に行くとフォンテーヌブローがありますが、その辺りの高速道路に、たまにイノシシが出てくるんですよ」

国内の道路網は、高速道路Autoroute(有料)と国道Nationaleで充実しており、主要な観光名所や都市に簡単に行くことができる。どちらも青い看板で、高速道路はA1、国道はN1というように明記されていてわかりやすい。(ブルターニュ地方にRoute expresseがあるが、他の地方にはあまりない。料金は無料で、看板は緑色)

「高速道路の最高速度は一般に130キロ。最近は取り締まりが厳しくなりましたが、それでもたまに200キロ以上で走っている車があります。気をつけたいのが、フランスでは右側通行なので、一番左が最も速い車線ということ。日本よりスピードも速く運転も少々荒っぽいので、一番右の車線にいたほうが安心だと思います」

交通ルールと運転ノウハウ

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ブルゴーニュ地方ののんびりとした田舎道

日本とは逆の右側通行のフランスで、どんなことに注意すればよいのだろうか。

「右折の際、つい反対車線に入ってしまうこと。無意識にしてしまいがちなので、慣れるまでは気をつけたほうがいいと思います」

フランスならではの交通事情について聞いてみた。

「信号機の位置が日本と違います。フランスでは停止車線の真上にあるので、運転席からは身を乗り出してのぞき込まないと見えません。そのかわり、右の柱にも小型の信号機が取り付けられています。また、それほどカーナビが普及していません。例えば高速道路で、前の車が大型車だと出口のサインが見えず通り越してしまうことがあるので、レンタカーを借りるときはオプションでもナビを付けたほうが便利ですね」

映画などで、ほとんど車間距離を空けずにずらりと駐車している様子を見たことがある。出すときは、バンパーで前に押して後ろに押して・・・そしてわずかな隙間を作って出て行く。実際には、どうなのだろう。

「誇張ではなく、ああやって出しています。10センチくらいしか空いていなくて、見たら出られないと思う、だからゆっくりとプッシュ。街中は駐車場が少ないし、フランスでは車庫証明がいらないからでしょう」

駐車して車から離れる際には、外から見えるところに、くれぐれも荷物をおかないように。交通ルールやマナーはもちろん、盗難にも気をつけて、快適なドライブをしたいものだ。

多彩な魅力が満載、おすすめドライブコース

カーヴの中。ここにはシャンパンが貯蔵されている

フランス国内のドライブ経験が豊富なオリヴィエさんに、おすすめの場所を聞いてみた。

「サン・マロやレンヌのあるブルターニュ地方は面白いです。景色もとてもきれいですし、車を止めて歩きまわるのも楽しい。ただ少し遠いので、レンヌまで新幹線TGVで行き、レンヌでレンタカーを借りるという手もあります。その手前のノルマンディー地方なら、日帰りで充分楽しめます。

それから、シャンパーニュ地方もいいですよ。古い建造物がたくさん残っていて、ランスの奥には森があります」

フランスといえば、ワイン大国。ワイン好きの楽しみ・カーヴ巡りは、簡単にできるものなのだろうか。

「カーヴは予約してから行ったほうがいいです。空いていないこともあり、その場合は共同醸造所cave cooperativeで買い求めることになります。一番行きやすいのは、ワイン街道Routes des vins。標識が頻繁に出ているので、迷わず行けます。もちろん、ティスティングといえども飲酒運転はNG。口にするのであれば、バスツアーが便利ですよ」

他にも、ル・アーヴルへは気軽に行けるので気分転換におすすめ。また、パリからオルレアンに行き、そこからロワール川沿いにトゥールを通ってアンジェまで行くコースは、古城が残り風情があるとのこと。目的を決めて、多彩なフランスの魅力をゆったりと堪能したいものだ。

写真:辻 啓一
(更新日:2007年10月01日)

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編集協力:ダイヤモンド・ビッグ社「地球の歩き方」編集部

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