
有本 香(ありもと・かおり)
東京外国語大学卒業後、旅行雑誌編集長を経て独立。企画会社「ウィンウィン」を設立し、旅や食に関する雑誌や書籍の制作を中心に活動中。著書に「中国茶 香りの万華鏡」(小学館文庫)「中国茶・台湾茶」(池田書店)などがある。

アジア各地を旅してきた有本さんに、中国茶ビギナーが楽しめる旅先について聞いてみた。
「台湾への旅がおすすめです。台北だけでなく、鉄道で台中に行かれるといいですね。台中の近郊には、香り高い凍頂(とうちょう)烏龍茶の産地があり、山肌一面に美しい茶畑が広がっています。また、広々とした有名な茶藝(ちゃげい)館がいくつもあります。建物の周りを池が囲み、ゆったりしたスペースでのんびりとお茶が楽しめる茶藝館は、台中ならではです。もうひとつのおすすめは、台中の東南約40キロにある湖、日月潭(にちげつたん=リーユエタン)。数年前に湖畔にリゾートホテルがオープンし、人気を集めています。ここは元々、紅茶の産地で、今も日月紅茶というすばらしい紅茶が作られています。台湾には、こうしたご当地茶みたいなものもありますから、旅の途中、新たなお茶と出合う楽しみもあります」


グルメが楽しめることでも有名な台湾。香り高いお茶を味わうだけでなく、食べ歩きを楽しみ、ラグジュアリーなホテルでのんびり……。台湾には、女性が楽しめる旅の要素がすべてそろっている。

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