朝日新聞がビートルズ世代に贈る、こだわりエンターテインメントサイト

メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

ホーム設定

Special Contents ひと

  • インタビュー
  • フロントランナー
  • トップ
  • 地球発
  • マネー
  • ライフスタイル
  • 極める
  • からだプラス
  • エンタメ

記事を印刷

地球発

  • 世界の都市だよりTOPへ
  • バックナンバー

旬旅@ワールド テーマで旅する

ヨーロッパの音楽を巡る旅 スイス、オランダへの留学後、演奏家としてヨーロッパ各地を旅してきた坂本徹さん。ヨーロッパではコンサートホールのほか、劇場、教会、宮殿など、さまざまな場所で音楽を楽しめるという。クラシック音楽の本場、ヨーロッパの演奏会の魅力について聞いてみた。
演奏家・坂本徹さんに聞く 建物を楽しもう

  • ページ1
  • ページ2

坂本さん

坂本 徹(さかもと・とおる)

桐朋学園大学古楽器科卒業後、ヨーロッパに留学。1993年ブルージュ国際古楽コンクールアンサンブル部門優勝。古典クラリネット奏者・指揮者として活躍中。また、楽器製作者でもあり、使用する楽器はすべて自作。

歴史ある建物を鑑賞してみよう

写真
大聖堂を中心としたザルツブルグ旧市街は世界遺産にも登録されている美しい街

ヨーロッパで音楽を鑑賞するのにおすすめの場所について、「建物」という観点から坂本さんに聞いてみた。

「ヨーロッパでは、もともと別の目的で建てられた建物が、コンサート会場として利用されているケースも少なくありません。例えば、私が留学していたスイス・バーゼルの中心部にあるシュタット・カジノというホールは、1826年に催しもののために建てられたのですが、響きがいいため、現在はクラシック・コンサートに利用されています。私はここでの演奏経験はありませんが、師匠の演奏会をよく聴きにいきました。このホールでおもしろいのは、お客様用のトイレと出演者用のトイレの区別がないこと。私は残念ながら経験がありませんが、友人はコンサートを聴きに行って、現在、NHK交響楽団の音楽監督を務めているアシュケナージ氏と、トイレではち合わせしたそうです。もしかしたら、高名な音楽家と遭遇するかもしれません」

写真
演奏を聴く時間がない人におすすめなのは「オペラ座の怪人」の舞台でもある、パリ・オペラ座。7ユーロの入場料で見学できる

元はといえば、王侯貴族の住居である宮殿や城も演奏会場として使われている。オーストリアは特に盛んで、ウィーンのシェーンブルン宮殿やザルツブルグのホーエンザルツブルグ城などの観光スポットでは、観光客向けに、頻繁に短い演奏会が開かれているが、なかには本格的なコンサート会場として活用されている宮殿もあるという。

「ドイツのシュツットガルトにある新宮殿(ノイエス・シュロス)の「白の間」(バイサー・ザール)は、宮殿の大広間ですが、400人ほどの座席数の室内楽用のホールとして利用されていて、私もここで演奏をしたことがあります。昼間のコンサートだったのですが、たくさんの窓から差し込む自然光で、白い壁がいっそう美しく輝いていたのが印象に残っています。宮殿は外観も室内装飾も建設当時の美の集大成ともいえる建物。そういうところで一流のプロによる本格的なクラシック音楽を聴けば、当時の王侯貴族の気分に浸れます。歴史ある建物の雰囲気や、その建物ならではの響きを、音楽と一緒に味わってみてほしいですね」と、坂本さん。

音楽家・坂本徹さんがすすめるヨーロッパ音楽の旅には、このガイドブック!

地球の歩き方
A01 ヨーロッパ

ヨーロッパの25カ国を、できるだけ鉄道等の公共交通を使ってリーズナブルに旅するための徹底ガイド。自由旅行のバイブルです。
地球の歩き方 A01 ヨーロッパ
Amazon.co.jpで購入する

地球の歩き方 A18 スイス
Amazon.co.jpで購入する

地球の歩き方 A14 ドイツ
Amazon.co.jpで購入する

地球の歩き方 A17 ウィーンとオーストリア
Amazon.co.jpで購入する

編集協力:ダイヤモンド・ビッグ社「地球の歩き方」編集部

次のページへ
画面トップへ

※当サイトの推奨ブラウザは、Windows Internet Explorer6.0以上、Netscape7.0以上、Firefox 1.0以上、Macintosh Safari 1.0以上となります。
Copyright The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.
どらくに掲載の記事・写真の無断複製転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

©朝日新聞社
無断複製転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。