
ぬくい ゆかり
編集ディレクター。(株)トラベル・キッチン代表取締役。女性誌、情報誌、旅行ガイドブックなどを中心とし、国内外の旅行記事の企画・取材・編集に携わる。主な編書に「地球の歩き方MOOK 上海」などがある。旅行作家の会会員、日本旅のペンクラブ会員。

経済を牽引する上海には、中国各地の料理はもちろん、和食、フランス料理をはじめとした欧米の料理、エスニックなど多彩なレストランがあり、世界のグルメが楽しめる街としても名高い。中国ならではの料理を堪能してみたいが、秋から冬、上海を訪れるのであれば、まずは上海がにを味わってみたい。



「上海がには調理法がいろいろあります。地元の方々は蒸しがに(清蒸大閘蟹=チンジョンダージャーシエ)が大好きですが、酔蟹(ズイシエ)もとても味わい深く、おすすめです。紹興酒に上海がにを生きた状態のまま数日漬けておいたもので、かにの甘味とうま味が溶け合い、芳醇な香りも楽しめます。おすすめは新光酒家(住所:天津路512号)というレストラン。かに料理研究家でもあるオーナーがこだわりのある方で、酔蟹も絶品ですよ」と耳よりな情報を教えてもらった。
上海がには年間を通じて味わうことができるが、旬は秋。「九雌十雄」と言われ、9月(新暦の10月)はメス、10月(新暦の11月)はオスがおいしいといわれている。
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