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旬旅@ワールド テーマで旅する

2008年の北京オリンピック、続いて2010年には上海万博が予定され、急速に変化を遂げる中国。特に上海は、世界経済の中心地として発展し、進化を続けている。「地球の歩き方MOOK 上海」編集者のぬくいゆかりさんに、上海とその周辺の楽しみ方を聞いてみた。
編集ディレクター・ぬくいゆかりさんに聞く 水郷古鎮の魅力

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ぬくいゆかりさん

ぬくい ゆかり

編集ディレクター。(株)トラベル・キッチン代表取締役。女性誌、情報誌、旅行ガイドブックなどを中心とし、国内外の旅行記事の企画・取材・編集に携わる。主な編書に「地球の歩き方MOOK 上海」などがある。旅行作家の会会員、日本旅のペンクラブ会員。

のどかな風景が広がる
水郷古鎮でなごむ

大都会上海が放つエネルギーと喧噪(けんそう)に疲れてしまったときには、周辺にある水郷の町(鎮)に足を延ばすといい。江南一帯には、河川が入り組んだ水郷風景が広がる古鎮が数多くある。

「大都会の近くにこんなところが残っているのかと、きっと驚かれると思います。日帰りでも十分楽しめますので、上海滞在のうち1日を使ってぜひ出かけてみてください」とぬくいさんはすすめる。

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烏鎮(ウーチン)も、古い町並みや石畳の小道がそのまま残っている魅力的な古鎮。上海からバスで2時間ほどのところにある

水郷古鎮はいくつもあるが、江南第一の水郷として900年以上の歴史を誇るのが周荘(チョウデュアン)。「東洋のベニス」とも称され、元・明・清時代の石橋や豪商の家などが残っている。仏教寺院や博物館もあり、見どころも多い。手作りの工芸品なども売られていて、おみやげにも最適だ。

また、典型的な江南の水郷古鎮、西塘(シータン)もおすすめだ。「生きている千年の古鎮」がキャッチフレーズで、生活感が感じられるのどかな雰囲気が漂う。

写真
西塘の回廊。雨の多い西塘で雨の日でも歩きやすいよう作られたともいわれる

「西塘は、トム・クルーズ主演のハリウッド映画『ミッション・インポッシブル3』のロケ地になり、海外からの観光客が増えています。川沿いに屋根付きの長い回廊があり、一部は食堂や店になっています。屋根がわらがずっと続いていて、何ともいえない風情があります。景色を眺めながら何も考えず、ゆったりと過ごすにはぴったりですね」とぬくいさん。

世界遺産に申請をしている水郷古鎮もあり、登録が決まれば多くの観光客がやって来ることだろう。宿泊施設があるところもあるので、1泊して夕暮れや早朝の水郷風景を楽しむのもいい。

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