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旬旅@ワールド テーマで旅する

そろそろ夫婦ふたりで少し贅沢(ぜいたく)でゆとりある旅をしてみたい……。そんな夢を今年こそ実現してみてはいかがだろうか。ダイナミックな自然を鉄道でめぐり、絶景を望む山岳ホテルに泊まるスイスの旅は、ビートルズ世代のあこがれでもある。鉄道ジャーナリストの櫻井寛さんにスイスの魅力について聞いてみた。
鉄道ジャーナリスト・櫻井寛さんに聞く 3大おすすめルート

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スイスならではの
3大景勝ルート

数ある鉄道の中からおすすめのルートを、櫻井さんに聞いてみた。

「まず、乗ってみていただきたいのは、やはり氷河急行とベルニナ急行、そしてゴールデンパス・ラインですね。この3つが、スイスならではの風景を堪能できるシーニック路線です。各々特長があるこれらのルートを走破すれば、満足度の高い旅をしていただけると思います」

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ブニャイ橋を渡る新型氷河急行。連結部分のスイス国旗もおしゃれ
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氷河湖ラーゴ・ビアンコ湖畔を行くベルニナ急行。ラーゴ・ビアンコとは白い湖の意
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5月の雪、ナルシスの花咲く高原を快走するMOB鉄道ゴーデンパス・パノラミック

氷河急行は、ツェルマット〜サンモリッツ間269キロメートルを約8時間で走る。スイスきっての景勝ルートとして知られている。平均時速が34キロメートルなので、アルプスや清流、沿線の小さな村々などを車窓からのんびりとながめられる。昨年5月には新型のパノラマ車両が登場し、1等車の座席は2+2配列から1+2配列となり、さらにゆったり快適なレイアウトになった。新型には食堂車はないが、厨房車があり、温かい食事を座席まで運んでくれるケータリングサービスがある。また、日本語を含む6カ国語で沿線案内が聞けるヘッドホンが装備されているのもうれしい。

ベルニナ急行は、モルテラッチュ、カンブレナ、パリューの3つの氷河と氷河湖を満喫できるパノラマ急行。始発駅はクールで終点は国境を越え、イタリアのティラノだ。全長144キロメートルの区間を4時間で結んでいる。3つ目のゴールデンパス・ラインは、レマン湖畔の町、モントルーからフィーアヴァルトシュテッテ湖のほとり、ルツェルンまでの254キロメートル。直通列車はなく、最低でも途中2回乗り換えが必要となる。私鉄3社で構成されるこのルートは線路幅が異なるため、物理的に直通運転が不可能なのだ。乗り換えと途中下車を楽しみながら旅したい景勝ルートだ。

写真:櫻井 寛
(更新日:2007年01月22日)

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編集協力:ダイヤモンド・ビッグ社「地球の歩き方」編集部

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