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旬旅@ワールド テーマで旅する

そろそろ夫婦ふたりで少し贅沢(ぜいたく)でゆとりある旅をしてみたい……。そんな夢を今年こそ実現してみてはいかがだろうか。ダイナミックな自然を鉄道でめぐり、絶景を望む山岳ホテルに泊まるスイスの旅は、ビートルズ世代のあこがれでもある。鉄道ジャーナリストの櫻井寛さんにスイスの魅力について聞いてみた。
鉄道ジャーナリスト・櫻井寛さんに聞く シーズンと装備

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荷物別送サービスを
利用して身軽な旅を

ところで、スイスを鉄道で旅するときの基礎知識として知っておきたいこととは何だろう。

「決められた期間内でスイス全土の国鉄、ポストバス、ほとんどの私鉄と湖船が乗り放題になるスイスパスは必需品です」と櫻井さん。昨年、特典がパワーアップし、登山鉄道などの割引率が25%から50%に引き上げられた。またスイスパスは、400カ所の博物館や美術館が無料となるミュージアムパスとしても利用できるので、お得感が高い。

写真
チューリヒ中央駅の大時計。ミーティング・ポイントと呼ばれている。

「それからライゼゲペックという荷物別送システムを利用しましょう。これは、19時までに荷物を預けると、翌々日の朝9時以降に目的地の駅でピックアップできるという便利なシステムです。さらに、これではちょっと時間がかかるという方のために、料金は倍額になりますが、朝預けて当日受け取りが可能な特急便サービス(ファースト・バゲージ・サービス)もあります。鉄道で旅をするときに何よりも大事なのは、荷物にしばられないことです。重いスーツケースなどの荷物を持っていると、この駅いいな、と思ってもすぐ下車することができませんし、もし、荷物を持って降りたとしても無人駅なら荷物を預ける所もありません。ですから、小さなバックパックやリュックひとつで旅をし、できるだけ車内に大きな荷物を持ち込まないようにしましょう」と櫻井さんからアドバイス。

利用方法はとても簡単で、預けたい荷物を駅の窓口(カバンのマークが目印)へ持参し、パスや切符を提示して送り先の駅名を告げる。すると係員が荷物を引き取り、送り先の駅名が入った荷物の引換証を渡してくれる。受け取りは目的の駅の窓口で引換証を渡せば良い。ライゼゲペックで送れる荷物は1個25キロまでで利用料金は10スイスフラン(約970円)、特急便なら20スイスフラン(約1940円)。ただ注意しておきたいのは、特急便の受け取りは18時以降ということ。手荷物託送窓口の営業時間によっては、受け取り可能な時間に間に合わないこともあるので、事前に確認し、余裕を持って、観光の国・スイスらしい旅行者向けサービスを使い、身軽な旅をしよう。

※1スイスフラン(CHF)=約97円(2006年12月21日現在)

写真:櫻井 寛
(更新日:2007年02月13日)

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編集協力:ダイヤモンド・ビッグ社「地球の歩き方」編集部

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