
高砂 淳二(たかさご・じゅんじ)
自然写真家。1962年、宮城県石巻市生まれ。海の中から生き物、風景まで、地球全体をフィールドに、撮影活動を行っている。夜の虹を完全にとらえた世界で初めてのハワイの自然写真集「night rainbow −祝福の虹−」(小学館)など、著書多数。


火山あり海あり森あり、さまざまな側面を持つハワイ島。この地での高砂さんおすすめの楽しみ方を聞いてみた。
「まずはダイビング。コナの沖あたりで行う『ブルー・ウォーター・ダイブ』はおすすめです。ダイビング用語でドンブカと言いますが、深い海を潜ったり浮かんだりするダイビングです。上に浮かんでいるだけで結構な体験ですし、体力もさほど必要ありません。ライセンスが必要ですので、日本で取得してから行くか、現地の講習で取るか。講習は2、3日なので、ある程度の期間滞在できるのであれば、現地で取るのをおすすめします。教えてもらった先生と一緒に実際にダイビングができるので信頼もおけるでしょう」
高砂さんによると、現地には日本人がやっているダイビングショップや、日本人インストラクターもいるという。講習には実技と講義があり、慣れない環境でのことなので、何かと心強い。ライセンスをもたない人は、シュノーケルをつけてイルカやカラフルな魚たちと泳いでみてはいかがだろうか。


島の北部にある谷底の集落、ワイピオ渓谷に下りるのも、おすすめだそうだ。
「断崖(だんがい)と断崖の間にある渓谷なので、とても急な坂を下りて行きます。四輪駆動車でないと厳しいでしょう。できればガイドを頼んで話を聞くと、より理解も深まると思います」
かつて王族が住んでいたという、谷底の楽園。まっすぐに落ちる滝、花や果物、見事なタロイモ畑など、幻想的で美しい世界が広がる。この土地はマナ(霊力)に守られているのだと、ハワイアンは信じている。ただし、谷底に至る道は本当に急なので、運転に自信のない人はツアーに参加しよう。
他にも、ハワイ火山国立公園や、キラウエア地区のレインフォレストでのトレッキングなど、ハワイ島には大自然を肌で感じられる楽しみがいっぱいある。プウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園にはヘイヤウ(神殿)やティキ(神像)があり、古代ハワイアンの歴史と魂に触れることもできる。
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