
高砂 淳二(たかさご・じゅんじ)
自然写真家。1962年、宮城県石巻市生まれ。海の中から生き物、風景まで、地球全体をフィールドに、撮影活動を行っている。夜の虹を完全にとらえた世界で初めてのハワイの自然写真集「night rainbow −祝福の虹−」(小学館)など、著書多数。


自然の魅力にあふれるハワイ島。この地ならではの、撮っておきたいもの、撮りやすいものなどをカメラマンの視点から教えていただいた。
「まず、プナルウ黒砂海岸にいるウミガメが挙げられます。存在感があり、あまり動かないから撮りやすいのではないでしょうか。夜間でも、運がよければ甲羅干しをする夜のカメが見られるかもしれません。あまり動きがないということでいえば、溶岩もありますね。朝や昼の光、夜の月明かりなど、光の感じでそれぞれに表情を見せてくれます」


滝もおすすめで、昼間はもちろん、しぶきに月の光で虹がかかっていることもある。
「レインボー・フォールズとアカカ・フォールズという二つの滝が有名です。ワイピオ渓谷の、断崖(だんがい)の間を流れる滝も美しいです。ワイピオ渓谷にはいろいろな植物が生い茂っているので、自生の植物やタロイモ畑などを撮るのも楽しいですよ」
その名のとおり虹の名所のレインボー・フォールズと、落差が大きくダイナミックなアカカ・フォールズ。季節や時間帯によって見せる表情もさまざまなので、撮影の楽しみがひろがりそうだ。
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