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旬旅@ワールド テーマで旅する

トルコを巡る旅 たくさんの遺跡や東西の歴史が織りなす文化遺産、バザールの喧騒(けんそう)、美しい海や温泉など、驚くほど多様な魅惑に富むトルコ。そのゆったりとした時間の流れにまかせる旅が、人気を呼んでいる。写真家の織作峰子さんに、トルコの魅力と楽しみ方を聞いてみた。
写真家・織作峰子さんに聞く 旅のスタイルとおすすめスポット

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高砂さん

織作 峰子(おりさく・みねこ)

写真家。大阪芸術大学写真学科教授。世界各国の美しい風景や人物の瞬間を撮り続けている。多くの写真展を開催する傍ら、テレビや講演でも幅広く活躍。「TURKEY」(橋本確文堂)、「MY SWITZERLAND」(清流出版)など写真集を多数刊行。5月15日まで木村圭吾さくら美術館にて「さくら讃歌」開催中。詳細はHPを参照→http://www.orisaku.com/

路地を歩いて見知らぬ世界へ

写真
旅の途中、遺跡にて、ほっと一息つく織作さん

織作さんが撮影のために見知らぬ国を訪れた時には、どんなふうに街を歩くのだろう。織作さん的旅のスタイルについて、聞いてみた。

「まず、市場に出向きますね。市場では、その国の人が何を食べているか見られますし、標準的な暮らしがわかります。市場というのは庶民のための場所であり、誰もが日常的に行くところ。衣食住の中でもっとも大事な〔食〕を扱う場所ですから。そして、物価を知ることができます。市場で物価を調べてその国の平均的な生活の様子や人々の顔つきを見ると、だいたいのことがわかります。また、飛行機で到着した直後というのは心身が疲れているので、市場で花と果物を買って、ホテルの部屋に花を飾り、果物を食べてくつろげるようにしています」という。

写真
イスタンブールの街中で見かけた子猫。赤い首ひもが愛らしい

「写真を撮る人間はだいたい朝が早いのですが、翌朝、起きたらすぐパジャマ姿のままで部屋の窓からの風景を撮影します。夜明けぐらいでしょうか。その後、着替えて朝食を食べてから散歩に出ます。何もプランがないときは、あてもなくひたすら街を歩いていますね。写真を撮るというのは、道端に転がっているものを探していく作業なのです。そのために、名もなき路地をテクテク歩きます。私は路地が好きでどこでも入っていきますね。未知なる世界に入って行くと、突然ぱっと光が入る所へたどり着いてホッとしたり、フォトジェニックに感じる場所を見つけたりして、おもしろい発見があるんです」と織作さんは語る。

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