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旬旅@ワールド テーマで旅する

イタリアを巡る旅 イタリア国土の真ん中に位置し、豊かな自然に恵まれたトスカーナ州とウンブリア州。そこには花の都フィレンツェをはじめ多くの古都があり、自然と街歩きの両方の楽しみが味わえる。近年では、アグリトゥリズモの旅が人気の兆しだ。フォトジャーナリストの篠利幸さんに、魅力と楽しみ方を聞いた。
フォトジャーナリスト・篠利幸さんに聞く イタリア、街歩きの楽しみ

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篠さん

篠利幸(しの・としゆき)

フォトジャーナリスト。毎年イタリアでの取材を重ね、書籍、雑誌等でフォトエッセイや記事などを発表している。「田園のイタリアへ! アグリトゥリズモの旅」(NTT出版)、「トスカーナの青い空」(東京書籍)、「イタリア好き」(ソニー・マガジンズ)など著書多数。

イタリアの緑のハート ウンブリアの美しい街々へ

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路地歩きが楽しいペルージャ。迷路のように入りくんでいる

1985年からイタリアの写真を撮り始め、毎年数回にわたって現地を訪れているフォトジャーナリストの篠利幸さんに、どらく世代の旅先としておすすめの街を聞いてみた。

「私がとくに気に入っているのは、イタリア中央部のウンブリア州。ここは、"イタリアの緑のハート"と称されるほど、豊かな自然に恵まれたエリアなんです」

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ローズピンクの家々が幻想的にほのめく、夕暮れ時のアッシジ

ウンブリアの魅力的な街のなかでも、篠さんが特におすすめするのは、ペルージャとアッシジだそうだ。

「ウンブリア州の州都でもあるペルージャは、紀元前4世紀まで歴史をさかのぼれる古都。当時、勢力を誇ったエトルリア12都市のひとつです。濃いグレーと褐色がかった固い石で建物が造られていて、独特の雰囲気をもつ街並みが広がっています。私は、エトルリア門(アウグストゥスの門)のアーチがあるペルージャの古い街並みが大好きなんです。イタリアの街はみな微妙に色あいが違うのがおもしろいですね」と篠さんは語る。

同じウンブリア地方でもアッシジは、ローズピンクの街なのだそうだ。「アッシジは、非常に美しいピンクで街全体が明るいムードに満ちています。だから、雨に降られてもあまり気分が沈まない。そういう街で愛と平和と清貧を説いた聖フランチェスコは生まれたのです。この詩情あふれる街がそういった思想を育んだのではないでしょうか」と篠さん。

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