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旬旅@ワールド テーマで旅する

イタリア国土の真ん中に位置し、豊かな自然に恵まれたトスカーナ州とウンブリア州。そこには花の都フィレンツェをはじめ多くの古都があり、自然と街歩きの両方の楽しみが味わえる。近年では、アグリトゥリズモの旅が人気の兆しだ。フォトジャーナリストの篠利幸さんに、魅力と楽しみ方を聞いた。
フォトジャーナリスト・篠利幸さんに聞く イタリア、街歩きの楽しみ

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トスカーナ地方の魅力あふれる街を訪ねて

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毎年傾き続けているピサの斜塔。頂上まで登ることもできる

篠さんのもうひとつのおすすめは、トスカーナ地方。

「トスカーナであれば、まずフィレンツェは訪れないといけませんね。それから学問と芸術の街シエナと塔の街サンジミニャーノ、そしてルネッサンス文化の花開いた古都アレッツォ。もしトスカーナ地方だけで旅を終えるのでしたら、フィレンツェから入ってピサから出るようにすると良いでしょう。ラストにピサの斜搭を見ると思い出深い旅になると思いますよ」と篠さんは言う。

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丘の上の街ヴォルテッラ(Volterra)。イタリア語ではvolareが飛ぶ、Terraが大地の意味なので、"飛んでる大地"のこと

スケジュールに余裕があれば、周辺の小さな街も巡ってみたい。「シエナとピサを結ぶ間の小高い丘の上にあるヴォルテッラという街がとても魅力的です。ここはエトルリア時代からある古い街で、前身はエトルリアの都市ヴェルトゥリ。周辺の遺跡からの出土した品々を展示したグアルリッチ・エトルリア博物館は、とてもすばらしいミュージアムです」

ヴォルテッラは、アラバスター石が特産。加工業が盛んで、乳白色の石を使ったインテリア小物などを扱う店や工房が街のあちこちにある。

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フィレンツェの夕陽。あまりに美しい、麗しの「花の都」

美しい風景に出合ったらその感動を写真に残したいもの。フォトジャーナリストの篠さんに撮影のポイントをアドバイスしてもらった。

「写真を撮るときはまず、構図のいい場所を探します。たとえば、フィレンツェでアルノ川を撮影するなら、ミケランジェロ広場ではなく、もう少し上のサン・ミニアート・アル・モンテ教会まで上がってみましょう。そして次に重要なのは時間帯。サン・ミニアート・アル・モンテ教会からアルノ川を撮るベストタイムは夕日の頃。サンセットタイムの少し前に教会へ着くようにし、ちょうど夕日がヴェッキオ橋の向こう側に沈んでいく時間にシャッターを押します。逆に朝は、駅前のサンタ・マリア・ノヴェッラ教会がベストポイント。教会のステンドグラスを東から昇っていく太陽が照らし、教会の床にステンドグラスからこぼれる光が映し出されます。写真は撮影場所と時間にこだわりたいですね」

写真:篠 利幸
(更新日:2007年06月27日)

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編集協力:ダイヤモンド・ビッグ社「地球の歩き方」編集部

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