
マレー語で「平和と静けさ」を意味するセントーサ島。シンガポール本島南端から、わずか800mの沖合に浮かぶリゾートアイランドである。豊かな自然に恵まれた島のいたる所にレジャー施設やアトラクション、リゾートホテルなどが目白押しで、一日たっぷり楽しめる。海中散歩の気分を楽しめる水族館アンダーウオーターワールドは、なかでも人気の施設。海水浴を楽しみたい人にはシロソ・ビーチがおすすめ。砂浜にヤシの木が生い茂り、南国リゾート気分を満喫できる。
いまも高級リゾートホテルが続々オープンするなど、大規模な再開発が進められているセントーサ島。「シンガポール政府観光局も開発に非常に力を入れていて、2010年に向けてカジノができる予定です。ユニバーサル・スタジオもオープンするという話が出ていて、全体的に盛り上がりをみせていますね」と丹保さん。
セントーサ島へのアクセスは本土からバスで渡るのが一般的だったが、新たな交通システムとして2007年1月よりモノレールが運行。より身近に便利になった。ただし、眺望を楽しみたい人には、シンガポール名物のケーブルカーをぜひおすすめしたい。海上通過時の最高地点は91m。スリルを味わいながら、遠くインドネシア諸島まで見渡すことができる。


もうひとつ、おすすめの場所がリトル・インディアである。寺院で礼拝をする人々、通りを行き交うサリーを着た女性、スパイスやお香の匂いなど、エキゾチックなムードを満喫するのにぴったりだ。
また、シンガポールからマレー半島を縦断、クアラルンプールを経てタイに至るマレー鉄道の存在も忘れてはならない。「ヨーロッパのオリエント急行を復元させた会社がアジアでも豪華列車イースタン&オリエンタル・エクスプレスを運行しており、優雅で洗練された客室とおいしい食事を堪能できます。飛行機では味わえない、列車ならではの旅情を楽しむのも素敵ですね」と丹保さんはアドバイスする。
シンガポールから足を延ばしてインドネシアやマレーシアへのショートトリップを楽しめば、旅に更なる色彩が添えられ、思い出はより深く濃くなるに違いない。


写真:丹保美紀、オリエント・エクスプレス・ホテルズ・ジャパン
(更新日:2007年08月29日)

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