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映画散歩

スペシャル 編集部オリジナル企画

記者会見レポート

「群青 愛が沈んだ海の色」舞台あいさつ

沖縄で暮らす父娘の再生の物語を描いた「群青 愛が沈んだ海の色」の完成披露試写会が、6月27日の公開を前に行われ、メインキャストの長澤まさみや佐々木蔵之介、福士誠次、中川陽介監督らが登壇し、映画の魅力について語った。

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親子を演じた長澤まさみ(左)と佐々木蔵之介
――まずはごあいさつと映画の感想をお願いします

中川監督:本日はお集まりいただいてありがとうございます。この映画の撮影は昨年の8月に行いましたので、ずいぶんと長く待ったような気もしますし、もうこの日が来たのかという感じもあります。 この映画を一言で表現するのはとても難しいですが、世界中にたくさんの映画がある中でも、とてもしっとりとした演技が楽しめる、映画的なつくりになっていると思います。また、今回のロケ地となった渡名喜(となき)島の景色も楽しめる映画です。音楽も魅力的に作られていますので、ぜひ注目してください。

長澤まさみ: 今回私が演じた涼子という女の子は、すごく好きになって愛した人を亡くしてしまい、自分も病気になってしまうという、とてもかわいそうな境遇の女の子です。でも、彼女が病気と闘いながらも一生懸命生きている姿を演じました。

佐々木蔵之介: この映画の見どころは、渡名喜島の雄大で豊かで恵まれた自然だと思います。大きな空と白い小道と青い海、そういう大きな自然の中で芝居ができたことがとても幸せでした。同時に、この自然に自分の芝居が負けてはいけないと思いながら演じました。でも実際は、自然の力に助けてもらった部分が多かったです。

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長澤まさみ(左)と佐々木蔵之介

福士誠次: 島の中に駐在さんがいるのですが、彼にバイクを借りて島を一周したら約12分でした。それくらいとても小さな島ですが、その中に海も山もあるんです。そういう中で生まれ育った人物を演じさせてもらって、一体どういう感情が生まれるのかということですごく悩みました。でも、最終的には島に1カ月間ほどいて僕の心の中にも島の人の心が入ってきたな、と実感することができました。

――本作はずっと2人きりで暮らしてきた父と娘の物語ですが、長澤さんは本当のお父様とも仲が良いですか?

長澤:実際も父とはすごく仲がいいです。東京に来ることも多いので、一緒にご飯を食べに行ったりしています。父親役の佐々木さんは本当に若くてすごくかっこいいお父さんでした。しかも、沖縄にいる時は真っ黒に日焼けしていたので、とてもダンディーでかっこよかったです。

佐々木:こんな可愛い娘がいたらいいでしょうね。こんなにきれいな奥さんがいて、生まれてきた娘がこんなに可愛かったら言うことはないです。

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監督とキャストでパネルを持って
――島ではどんな食べ物が美味しかったですか?

長澤:撮影が8月ですごく暑かったので、ひたすら冷たいものを食べていました。特に、島に1軒だけある喫茶店のぜんざいがすごくおいしくて、時間があればひたすらそればかり食べていました。

福士:白玉が3種類くらい入っていておいしいかったですね。

佐々木:ロケ中でもそれ以外でもずっとオリオンビールと島酒を飲んでいました。

――映画の中では島の人たちと一緒に飲んでいるシーンもありましたね

佐々木:実はあれも実際に飲んでいるんです。僕らが撮影を終えて夜になったら浜が真っ暗になるんです。そうすると、遠くのほうから手をふって飲みに誘ってくる漁師の方がいて、いつも一緒に飲んでいました。


(更新日:2009年06月17日)

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