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「アジアの風」部門に出展された作品「さくらんぼ 母の愛」の舞台あいさつが26日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。今映画祭のオープニング・ナイト作品である「鳳凰 わが愛」にも主演しているミャオ・プーが登場した。21時20分開始という遅い時間の舞台挨拶にも関わらず多くの観客が集まった。
この作品は、「鳳凰 わが愛」と同じく日中合作作品である。ミャオ・プーは今の作品ではでは知的障害者という難しい役に挑戦している。その他、監督のチャン・ジャーベイ、脚本のバオ・シー、制作総指揮の小畑真登、プロデューサーのシー・カーが登場した。

チャン監督は、このストーリーを映画化することになったきっかけを聞かれ、「小さい頃、貧しかったが父と母の惜しみない愛情を注いで育ててくれた。ずっとその思いは消えない。いつか、こういう題材を映画化してみたい、と思っていた。脚本家のバオ氏とあったことで、思いを共有することができた。だから映画になったんです」と話した。
「鳳凰 わが愛」の舞台あいさつの白を基調とした装いではなく、黒のドレスに身を包んたミャオ・プーは司会者が「鳳凰 わが愛」とは全く異なる役柄にチャレンジしたことに関して、出演作品を選ぶ基準は、と聞くと、「脚本を読んで、興奮して生理的に何か感じるところがあり、絶対にこの役を演じたい、という衝動に駆(か)られたら出演します」と自分が気に入った役であったことを強調した。

「さくらんぼ 母の愛」
ミャオ・プーが、知的障害を持つ母親を熱演。母を疎(うと)む娘との交流を描いた涙と感動溢れる作品。日中合作映画である。
エンディングに行われた授賞式では、「最優秀アジア映画賞」には選ばれなかったが、審査員からの講評で、ミャオ・プーの名を上げて、難しい役に挑戦し、その熱演は評価するに値する、とのコメントが出された。

どらく編集部 三橋有斗
(2007年10月26日)
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