
今年の夏、みなさん海や山に行かれましたか? 私はいつも思うのです。自然のエネルギーはすごいなと・・・。例えば、都会の中を走っていると、いろんな騒音(パトカーやバイクや消防車)や、見えてくるものも、いろんな看板や情報や、そして信号と、人工的に作られた物に汚染されている。もちろん、生活するには(暮らしていくには)便利だったり、必要だったりするのだけれど・・・。そんな中にずーっといると、自分の身体も少しずつ何かが変わっていくような気がする。
私は、お陰様で月に2、3回は地方の市民レースに呼んで頂き走っている。先日は高原で、そして富士山のふもとで走らせてもらった。もちろんコースは、アップダウンも厳しく体的にはとてもきつい。でも、どこまでも続く山の力強い緑を見て、鳥や虫の声を聞きながら、太陽の日差しを浴びて走ると、同じ距離でも都会とはまた違う疲労感がある。そこに川があったりすると、そのまま入っていき疲れた足を冷やしてみる。そうすると、疲れた筋肉がいっきにほぐれるような気がするし癒やされる。そうして、山に流れている川のエネルギー、パワーをもらえると思う。
私はホノルルマラソンでは、走り終えた後、ナンバーカードをつけたまま海に入る。酷使された筋肉が、また心地良くなるのです。もちろん、精神的にも走り終えたという満足感もあると思うけど。海につかるだけでも良いと思うんですよ。
という事で、みなさんも、できるだけ時間のある時は、海や山のエネルギーをもらいに行ってみてはいかがでしょうか?
(2007.10.01)

谷川 真理(たにがわ・まり)
福岡市生まれ。91年に東京国際女子マラソン、94年にパリ国際マラソンで優勝。92年に都民文化栄誉賞と朝日スポーツ賞等を受賞。現在はタレントとしても活躍中。趣味は料理。2002年にハイテクスポーツ塾を開校。夢は「1億2千万人総ランナー」。流通経済大学スポーツ健康科学部客員教授。

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