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「どらく編集委員」通信

葉っぱはなぜ緑色? どらく編集委員 稲本 正さん

オークヴィレッジのメールマガジンに「稲本正のひとこと」というコラムを書き始めた。その「ひとこと」の中で「毎朝、その日に出会った人に何か環境に良い一言を伝えよう」という趣旨の文章を載せた。そうしたら、さっそく共感のメールをいただいた。

確かに、もし「毎朝、環境に良い一言」を誰か新しい人に届けることができたなら、1年で300人以上の人に伝えることができる。しかも、もし伝えられた人が共感して、新しい別の人に伝えたとしたら、すぐに600人以上になる。

それがさらに次へとなると、1200人から2400人、4800人、次は1万人、さらに2万人、4万人、8万人、16万人、32万人、64万人、やがて1,00万人となる。

「百万人のキャンドルナイト」は、現実にこのような感じで広がったようだ。だから、難しいと言われている環境問題も、意外とこの電子媒体により解決の方向に向かうかも知れない。本当にひとつのきっかけから。

今、「心に木を育てよう」(仮題)という本を書いている。何とか本という紙媒体と電子媒体を連動しつつ、できれば、実際の環境問題解決のムーブメントもつなげたいと思っている。しかも、ストイックでなく、楽しみながら希望が持てる運動として。

そして私は、この哲学的基礎は「葉っぱが緑である理由」にあると思っている。「葉っぱはなぜ緑色なのか? そこから人間は何を悟るべきか?」、その話は次回にしようと思うが、読者で、特に植物学者や哲学者の方で、「葉っぱがなぜ緑色か」についての意見を聞かせてもらえれば幸いである。

(2006.12.27)

稲本 正

プロフィール

稲本 正(いなもと・ただし)

工芸家。1945年富山県生まれ。立教大学に勤務後、「人と自然、道具、暮らしの調和」を求めて飛騨高山に工芸村「オークヴィレッジ」を設立、代表となる。トヨタ白川郷自然學校校長、日本環境教育フォーラム常務理事。「森の惑星」(世界文化社)「森と生きる。」(角川書店)「ロハス・シティの夜明け」(マガジンハウス)など著書多数。

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