
甘さ控えめの生クリームに洋酒の香りをプラスして、フルーツをはさんだサンドイッチです。
ここではいよかん、バナナ、キゥイフルーツを使いましたが、好みのフルーツでOK!
三角に切ったときの切り口が美しく見えるよう、 意識してフルーツを並べると、ワンランク上の仕上がりになりますよ。
パンは8枚切りの食パンを用意し、ミミを切り落とします。
通常、サンドイッチ用のパンは12枚切りですが、 中にはさむフルーツと生クリームのボリュームを考えると、8枚切りのほうがバランスがよいと思います。




三角形に切ったときの切り口が美しく見えるように、生クリームをぬり、フルーツを並べましょう。
生クリームは、ボウルの底を氷水に当てて冷やしながら泡立て、6分立てにします。パンの中央部分に盛り上げるようにしてぬったら、フルーツを対角線上に並べます。
切るときは、竹串や楊枝で隅を止めると、上下がずれることなく、きれいに切り分けられます。
バナナは5千年〜1万年前に、タネのないバナナが見つかったところから栽培が始まった、といいます。
もとはバナナにもタネがありました。いまのバナナを輪切りにすると、真ん中のあたりに黒っぽい点がいくつか見えますが、これがタネのなごりなのです。タネなしができたのは、突然変異です。タネがなくなるということは、食べる部分が多くなりますから、食べものとしてよりすぐれているということ。そこで、タネなしバナナは大切に栽培されて、いまのバナナになっていくわけです。
バナナは木ではなく草です。高さ4〜7メートルにもなる多年生の巨草。旬はなく、一年中開花し実がなるのですが、やがて収穫がだんだん減っていくので、5〜6年で新しいバナナの草に切り替えます。そのときタネなしなのにどうやって新しい草にするか、というと、地下茎から新しい芽が出てくる。それを植えると、1年経たないうちに収穫できるようになる、というわけです。
ちなみに、フィリピンやマレーシアなどには、いまでもタネありバナナが自然に生えています。もちろん現地の人たちは食べているそうです。

松田万里子(まつだ・まりこ)
金沢市生まれ。藤本憲一氏に日本料理を、植田絢子氏に洋菓子を学んだ後、ベターホーム協会料理教室で講師を務める。1995年より、自宅で料理教室を主宰。
味には妥協することなく、「どんな方にも、できるだけ作りやすいように」と考えられた料理には定評がある。
著書:「10分でできる! 野菜のおかず」(文化出版局) 「10分でできる! 魚料理」(文化出版局) 「フライパンで切り身魚料理」(文化出版局)ほか。
(更新日:2008年03月19日)
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