肩こりや腰痛、さらにはゴルフのスコアが上がらないのも、インナーマッスル(深層部の筋肉)をバランスよく使えていない証拠。「体あそび」をしながら体のすみずみを活性化して、インナーマッスルも鍛えることができると聞き、健康運動指導士の西山晶子さんに教えていただくことにしました。第1回目は、体と対話するための準備運動から始めます。
「しなやかエクササイズ」では、ジャイロキネシスというボディワークの一部を参考に、ご紹介しています。
西山晶子(にしやま・あきこ)
健康運動指導士、ジャイロキネシス認定トレーナー、ジャイロトニック・プラクティショナー、介護予防トレーナー。成蹊大学文学部卒。ジャズダンスによる舞台活動のかたわら、1983年よりフィットネス分野の指導に携わる。東洋医学や自然医学の勉強を始め、現在は心・からだ・環境までを考えたホリスティックな立場から、機能的でからだに無理のない運動指導、健康づくりを提案している。医療と文化芸術の間を探求し、「文系の運動指導」が身上。
ホームページアドレス http://anys.org/
インナーマッスルは、鍛えるのは難しいといわれます。その理由は、大きな筋肉の奥にあって意識しにくく、ふだんの生活で使いにくいためです。ところが、イメージしながら刺激して体と対話すると、神経が目覚め、骨やインナーマッスルを「感じる」ことができるようになります。

体と対話をするには、まず心も体もリラックスさせて、白紙の状態にします。次に、体をたたいたり引っ張ったり刺激しながら、響く、ゆるむ、流れるなどイメージを膨らませていきます。疲れやこわばりが溶けて洗い流され、リフレッシュするイメージで行います。このように、体の中へと意識を向けて、イメージ豊かに「からだの感覚を味わう」ことが大切なのです。毎日10〜15分を目安にしましょう。
体と対話をすると、神経系が活性化され、今まで休眠していた機能が目覚めます。新陳代謝が高まり、心身が解放され、免疫機能がアップして体調が整います。そしてインナーマッスルが働きやすくなり、体をバランスよく使えるようになるために、スポーツの腕前が上がるなどの声も聞かれます。一連の「体の中を感じる」エクササイズは、第2回以降でご紹介する、しなやかエクササイズの準備運動にもなります。
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