自分の今の体形に満足していますか?肉体を改造する手段は、皆さんもご存じのとおり運動と食事の二つです。このシリーズは、運動に焦点をあて、日常生活の中に運動を取り入れて、習慣化させようというものです。
谷本道哉
国立健康・栄養研究所 特別研究員。東京大学大学院生命環境科学系博士課程修了。博士(学術)。専門は筋生理学、トレーニング科学。運動、トレーニングの現場に精通した研究者であることをモットーとする。著書に「トレーニングのホントを知りたい!」(ベースボール・マガジン社)、「体脂肪が落ちるトレーニング」(高橋書店:共著)、「使える筋肉・使えない筋肉」(山海堂)などがある。
国立健康・栄養研究所HPhttp://www.nih.go.jp/eiken/
厚生労働省HP 「運動施策の推進」http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/undou.html

ジムやテニスクラブに通うといった「意図的な運動」だけが運動ではありません。運動の場をつくるために、今の生活スタイルを変えるのは意外と大変なことです。日常生活の歩行、自転車や階段の上り下り、それから家事だって、立派な運動です。
最近メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が話題となっていますが、厚生労働省ではその予防を目的に「エクササイズガイド2006」を推進しています。そこでは、意図的な運動だけでなく、「日常生活の中で身体活動量をあげること」もすすめています。
ジムに通って運動した気になって、普段の生活では「階段を使わずにエスカレーター」「近所の買い物に車で」なんてことでは、せっかくのジム通いも帳消しではありませんか?
ここにご紹介する“ちょっとエクササイズ”で日常に運動を取り入れ、明日の自分を変えてみましょう。
日常生活の中でもっとも多くのエネルギーを使う動作は、もちろん「歩行」、歩くことです。この歩行をいろいろと工夫して“ちょっとエクササイズ”にしてみましょう。
いつもの歩行動作にちょっと工夫を加えることで、筋肉を鍛えて、よりエネルギーを消費する“ちょっとエクササイズ”にすることができます。ただ歩くよりも、歩き方にいろいろと変化を加えたほうが楽しく歩けそうじゃありませんか?
ここではちょっとエクササイズのウオーキング法を3つ紹介します。日常の歩行の中に20〜30メートルくらいの距離でときどき、ちょっとエクササイズウオークを織り交ぜてみましょう。
気持ちよく積極的にウオーキングエクササイズを取り入れるために、通勤用の靴を歩きやすいものに換えてください。洒落(しゃれ)たウオーキングシューズを買ってみる、なんて「形から入る」のもよいでしょう。
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