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今回は、下半身を集中して強化する「すり足」と「もも上げ走り」を紹介します。これらを継続して行うことで、骨盤が安定し、脚の骨が強化されます。散歩などのときに、歩き方を少し変えたり、脚を高く上げて走ってみたりしてもいいでしょう。
すり足は歌舞伎だけではなく、日本の伝統芸能の中でよく見られる歩き方です。歌舞伎の場合は、立ち役でも女形でもこの歩き方が基本となっています。腰を低くし、地面をするように前へ進んでみましょう。
腰に手をあて、姿勢が安定するように、両ひざを軽く曲げます。
体の中心に軸があることを意識しながら腰を下げ、ひざを曲げるようにしましょう。


腰の位置が上下に動かないこと、背中をまっすぐキープすることを意識して、ひざを曲げたまま前進します。畳の長い方3畳分(5〜6メートル)の往復を1セットとし、それを3セット行います。
足の指先が進行方向を向いているよう、心がけましょう。また、つま先はあまり上げないように注意を。腰の位置が一定になっているかをチェックしながら行いましょう。


すり足で骨盤や背骨が安定する感覚をつかんだら、自然な流れで、ふつうの歩き方にシフトしていきましょう。体の軸を意識しつつ、すり足の感覚のまま、腰の高さを元に戻して歩行してください。すり足をしっかりとマスターしていれば、軸の通った美しい歩き方も身についているはずです。


すり足を行うと、骨盤を安定させて移動する動きが身につき、それが背骨の安定へとつながります。これは、人間の動きの基本です。また、親指のつけ根あたり(母指丘)を使うため、バランス能力がアップします。専門的にいうと、足裏の足底筋をうまく使うことで、平衡感覚が鍛えられます。





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