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野菜をとることは大切とわかっている。心がけて食べているつもり。それでも1日の目標350グラムには届かない。そこで、もうひと皿、野菜料理を追加するとずいぶん改善されます。「男子厨房(ちゅうぼう)に入らず」という信念のあなたも、この際、包丁を握ってみましょう。
まずは計量カップと計量スプーン、重さを量るデジタルはかりを用意してください。レシピ通りに材料をきちんと量ってから作ることで、作り過ぎ(食べ過ぎ)や塩分のとり過ぎなどを防ぐことができます。
メタボ予防になるオトコの野菜料理教室、始めましょう。講師はフードコーディネーターの領家彰子さんです。
第2回は、「キュウリ」。
基礎編では、カットしたキュウリをつけて食べるディップ2種を、応用編ではキュウリのいため漬けを紹介します。
昔のキュウリは、表面が白く粉をふいたようになっていたことを覚えている方も多いのではないでしょうか?
これは「ブルーム」と呼ばれ、植物が自らを乾燥などから守るために出すロウのような物質。自然のものなのですが、白い粉を農薬ではないかと誤解し、敬遠する消費者が増えたため、現在はブルームのない、ツヤツヤとしたキュウリ(ブルームレス)が主流になっています。
キュウリは全体の約96%が水分でできています。当然、カロリーも低く、100グラムあたりのカロリーはわずか14キロカロリー。ビタミンCを破壊するアスコルビナーゼという酵素を含みますが、これが作用するのはすりおろしたとき。薄切りやスティック状にして食べる場合は問題ありません。
保存は、ポリ袋に入れるかラップに包み、冷蔵庫に入れておけば4〜5日はもちます。ただし、冷やしすぎにはご注意を。0〜5℃におくと、腐りやすくなります。

みずみずしいキュウリはみそをつけるだけでもおいしいものですが、ほんのひと手間加えるだけで、すてきなディップが作れます。みそとマヨネーズをベースにした2種類のディップをご紹介しましょう。



キュウリは生のまま食べるだけでなく、加熱してもおいしいもの。中華料理店には、キュウリをいためたり煮たりするメニューがよくありますね。そこで、応用編では、キュウリをしっかりいためてから漬け汁に漬ける中華風の「いため漬け」をご紹介します。パリパリとした歯ごたえを楽しみたいので、やや大きめに切りましょう。キュウリがたくさんあるときに作りおきしておくと便利です。



東京生まれ。フードコーディネーター。客の立場に立った食品のコンサルティング活動を行っている。野菜の魅力に開眼してからは、食欲がわき野菜をおいしくたくさん食べられる料理に取り組んでいる。「この野菜は生食が適している」、「煮たほうがおいしい」、「焼いたら甘くなった!」など、野菜の性格はじつに複雑で奥深い! 一筋縄ではいかないからといって恐れず、幾通りものつきあい方を模索。誰でも簡単に作れる野菜料理に仕上げるのが何よりの楽しみ。現在、NPO法人野菜と文化のフォーラム主催「野菜の学校」における“野菜の食べ比べ”の調理担当。
(更新日:2008年09月04日)



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