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vol.29 旬の野菜を使った簡単料理で今すぐメタボ予防 オトコの野菜料理 〜長イモ

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メタボ予防のためのオトコの野菜料理教室。第29回は、「長イモ」のレシピです。基礎編ではすりこぎでたたいた長イモとツナのあえ物を、応用編では長イモと豚肉のいため物を紹介します。講師はフードコーディネーターの領家彰子さんです。

第29回 長イモ

写真
野菜提供:高広青果株式会社
http://www.takahiro-seika.com/

秋が旬の長イモは、一般に「ヤマイモ」と呼ばれている野菜の一種ですが、ヤマイモのなかにもさまざまな種類があり、分類が難しいので、ここでまとめてご紹介します。

まず大きなくくりとして、「ヤマイモ」という通称があります。これは、中国原産の「ヤマノイモ」、日本原産の「自然薯(じねんじょ)」、東南アジア原産の「大薯(だいじょ)」の三つの群に大きく分けられます。

そして、「ヤマノイモ」がさらに、「長イモ」、「銀杏イモ(いちょういも)」、「大和イモ(やまといも)」という3品種に分類されています。

長イモは写真の通り、スラリと細長い姿をしており、水分が多く、粘りはそれほど強くありません。銀杏イモは、いちょうの葉のような、手のひらのような形をしており、長イモに比べると粘りが強いのが特徴です。大和イモはげんこつ状のゴロンとした形で、3品種のなかでは最も粘りの強いイモです。

関東の一部では、銀杏イモのことを「大和イモ」の名で呼ぶ地域もあり、これがまた分類を難しくしている一因だといえるでしょう。

粘りの強いものほど、とろろ状にしていただく食べ方が適しています。逆に、粘りの弱い長イモは、すりおろさずに形を残し、シャキッとした歯ごたえを楽しむ調理法が向いています。

基礎編 たたき長イモのツナあえを作る

写真

長イモは、すりこぎなどでトントンとたたいて食べると喉(のど)ごしがよく、シャキシャキとした食感も楽しめます。コツはあまり細かくたたかずに、一口大ぐらいにすること。ポリ袋に入れてすりこぎでたたけば、後片付けもラクラクです。

長イモには、アミラーゼ、ジアスターゼ、カタラーゼなどの酵素が豊富に含まれるため消化がよく、ネバネバ成分のムチンが胃の粘膜を保護する働きもあるといわれています。

たたき長イモのツナあえ〔1人分 94キロカロリー〕

写真
〔材料 2人分〕
長イモ1/4本(200グラム)
ツナ缶(ノンオイル)1缶(80グラム)
長ネギ5センチ長さ
しょうゆ小さじ2
刻み海苔(のり)ひとつまみ
こしょう少々
〔用意するもの〕
ボウル、タワシ、ピーラー、包丁、まな板、ザル、ポリ袋、すりこぎ(麺棒でも)、さいばしなど
写真
〔作り方〕
  1. 長イモは、水をはったボウルに入れ、水を流しながらタワシでよく洗う。ピーラーで皮を薄くむく。
  2. 長ネギは粗みじん切りにして水に放し、水気を絞る。
  3. 1の長イモを約2センチ厚さの輪切りにし、ポリ袋に入れる。一口大になるよう、すりこぎで粗くたたく。
  4. ボウルにツナを入れ、2の長ネギとしょうゆを加えて混ぜる。3を加えてあえ、こしょうをふる。器に盛り、刻み海苔をのせる。
〔フードコーディネーターより〕
  • 長イモは、回りにもみがらがついていることもあるので、タワシでしっかりと洗います。皮をむくとき、手が滑るようであれば、塩を少しつけて作業するとよいでしょう。最近の長イモはアクが少ないので、今回のレシピではそのまま調理しました。アクが気になる場合は、長イモを酢水につけてから使います。
  • 少量の長ネギをみじん切りにして水に放すときは、茶こしに入れて行うと無駄が出ません。
  • 今回は、ツナと長ネギで長イモをあえましたが、めんたいこと青じそ、ザーサイと長ネギ、高菜漬けと長ネギなどであえても美味。冷蔵庫にある食材を使って、いろいろとお試しください。
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