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育てる&食べる 野菜で元気!

はじめよう、キッチンガーデン!おいしい野菜のある暮らし 春の収穫を夢見て 〜一年の計は、元旦にあり〜

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寒い冬がやってきました。冬の菜園には、冬ならではの美しさがあります。何もかもがゆっくり静かに育つ季節です。夏の日々のように収穫に追いたてられることもありません。

菜園の冬の準備として理想的なのは、たっぷりと落ち葉を敷くことなのですが、それも都会ではむずかしくなってきました。エンドウなどの畑には、北風がくる方向に笹の枝をさしたりして霜を避けます。笹の枝もなかなか手に入りませんね。私が気をつけているのは、冬枯れの菜園であっても目を楽しませてくれること。で、なるべく自然素材をいかします。生け花で使った枝ものなども、いい雰囲気の支柱になります。

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ある日の冬の収穫。左からターサイ。カブ。黒丸大根。コリアンダーなど。
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エンドウの霜よけのために笹を立てておくと、生長とともに自然に蔓(つる)がからみあっていきます。マルチング(土の表面をカバー)は、モミガラ燻炭(くんたん、市販されています)。
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夜、寝る前に新聞紙をかけておくだけでもずいぶん違う。突然の寒波がやってくるときもあるので、注意します。

コンテナの場合、園芸の本にはよく「冬は軒下に移動します」と書かれていますが、考えてみたらベランダは全部が軒下。露地で霜にやられてしまうものでも、ベランダなら越冬します。うっかり忘れた園芸作業も、まだ間に合います。土が冷えてしまうのが一番のダメージなので、鉢を二重にしたり、プチプチ(こんぽう材)でくるんだり、夜は新聞紙をかけたり…。こんなこまめな寒さ除けができるのは、リビングのそばのベランダだからこそです。

自然と暮らしの暦

12月27日 麋角解 びかくげす (シカの角が落ちて生え変わるころ)
1月1日 雪下出麦 せっかむぎをいだす (雪の下に麦が芽をだすころ)
1月3日 もち (満月)
1月6日 小寒 しょうかん (寒さが日増しに加わり、降雪がみられる)
1月7日 芹乃栄 せりすなわちさかう (セリが盛んに茂るころ)

いま、ガーデンでは

12月下旬 堆肥づくり。麦踏み。
1月上旬 カタログでタネ選び。一年の計画を練る。
  果樹の施肥、剪定。

プロフィール

御倉 多公子(おんくら・たきこ)さん

御倉 多公子(おんくら・たきこ)

園芸研究家。RHSJ(英国王立園芸協会日本支部)キッチンガーデンクラブ世話人代表。グリーンアドバイザー神奈川理事。NPO法人野菜と文化のフォーラム理事。園芸歴18年。自宅ベランダと菜園で野菜づくりに取り組み、トマトだけでも300種類以上。野菜づくりの場をガーデンとして、そのデザインや栽培、収穫を楽しみ、そのおもしろさを伝えたいと活動している。

カルチャーセンター講師、雑誌などで活躍中。

著書:「キッチンガーデンはじめて12ヵ月」(誠文堂新光社)

監修:「おうちで野菜作り」(日経BP)

(更新日:2006年12月28日)

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