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育てる&食べる 野菜で元気!

はじめよう、キッチンガーデン!おいしい野菜のある暮らし 冬はじっくり土づくり 〜スローペースでいきましょう〜

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収穫を終えた畑やこれから耕そうとする畑は、春の植えつけに備えて、じっくり土づくりをしていきましょう。まずは、畑の土のようすを体感します。

自分の畑で作物を育てるならいいのですが、市民菜園、それも当選したばかりの畑だったら、前年使用していた方が、なにを植えていたかわかりません。

スコップで掘ってみて、固いところはたぶん通路だったのでは…? 前の作物の根っこ、コガネムシなどの幼虫は取り除きしょう。掘り起こしてみて虫が一匹も出てこない畑だとちょっと疑わしい。前の方が殺菌剤や過剰な化学肥料をまいている可能性があります。ミミズがでてきたら、ちょっとうれしい。実際はミミズがいるうちは畑に腐敗物か有機物があるということなんですが、ミミズのフンが畑にはいいらしい。ミミズはまた、土の中を自由にめぐって空気をいれてくれるから根にもいい。いい畑は、ミミズの去った後、といいます。

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ミミズは、英語で「アースワーム」。つまり「地球の虫」といわれている。
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ミミズ、植物の根、微生物たち。みんなの力で土がふかふかになっていく。

私も草ぼうぼうの畑が当たって、最初は呆然(ぼうぜん)としましたが、取り除いた雑草の残骸を捨てずに積んでおいたらまもなくミミズ育成地になり、わざわざ土壌改良剤みたいなものを買わなくてもいいんじゃないか、いい畑になりそう、とワクワクしました。

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地面の内部に隠れていた土を冷たい空気にさらす「寒ざらし」。

冬はじっくり土づくり。これって意外と楽しいのです。台所から出る生ごみは、土にかえっていきますから、捨てずに利用します(※生ごみ堆肥の作り方参照)。今までなにかしら作物が育っていた畑は、土をスコップの高さ分だけでもひっくりかえして、冷たい空気にさらします。「寒ざらし」といいます。冬は寒風で、夏は日光で、虫などの幼虫を退治しちゃうわけです。なるべく空気にさらしたほうがいいので、ひっくりかえしたらならさずにデコボコのままにしておきます。

その後、落ち葉や腐葉土をすきこんでいきますが、葉っぱの形が残っていたら、まだ完熟していません。すっかり土になるには時間がかかるのです。分解してくれる微生物たちに感謝です。ゆっくり土に変身していき、今始めたら、夏の初めごろには使えるようになります。温度管理など手間をかければ早く熟成しますが、自然にまかせて、あせらずにゆっくりかまえたほうが、手間いらずで楽チンです。

土はケチらないで

地面がなく、コンテナや鉢、袋で育てたい方は、土づくりはしなくていい。そんな場所もないですよね。野菜用の培養土を買いましょう。各社から品質のいい土が出ています。信用できるところのちょっと高めの土がおすすめ。土をケチってはいけません。それがこれからつくる野菜のすべてを育てる基になるわけですし、高くても大袋25〜28リットルで千円ぐらいです。果菜用と葉菜用にわかれていることもあるので、注意。ジャガイモ用、イチゴ用などと専用にブレンドされた土もあります。近くに園芸店などがない場合は、大手種苗会社(2ページ目をご覧ください)の通販を利用するといいでしょう。畑や庭の土をそのまま鉢に使うのは、おすすめできません。鉢は狭いので、粘土質だったり病害虫の原因になったりと、苦労も多いのです。何より清潔な土がいちばんです。

生ごみ堆肥の作り方

1.乾燥
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落ち葉や乾かした生ゴミと土を交互に重ねて入れる、土づくりのサンドイッチ。
家庭の生ごみは水分が多すぎ、そのままでは熟成ではなく腐敗してしまいます。あれば生ごみ乾燥機、なければ自然乾燥してためていきましょう。水分は少し湿っている程度。畑や庭ではビニールシートなどでフタや重しをして、雨などでビショビショにぬれないようにします。
2.土でサンドイッチ
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団粒構造
1と土をサンドイッチ状にします。こうして土のなかの微生物や土壌菌を育てるわけです。微生物たちは空気が好きなので、ときどき全体をさっくり混ぜて、空気が入るようにします。そのうち生ごみの形がなくなり、土と見分けがつかなくなります。
Attention!
穴は掘らないこと。穴を掘って埋めると腐敗するほうが早かったりします。
生ゴミに塩分、油分は、入らないように。私は、臭くならないように野菜くず、お茶がら、コーヒーかすなど植物のものだけにしています。生ごみを腐らせているのではなく、熟成させているので、臭くない!
◆堆肥は、肥料というより、土壌を改良するもの。土が、団粒構造といって、粘土状ではなく、サラサラふかふかの土になっていくためのものです。
◆生ごみ処理機、ミミズ育成、ダンボール箱利用、EM(有用微生物群)菌などいろいろな方法があり、専門書も出ています。自分にあった方法をみつけてください。
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