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育てる&食べる 野菜で元気!

はじめよう、キッチンガーデン!おいしい野菜のある暮らし 春のタネまき開始! 〜タネまきにトライしてみよう〜

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さあ、春です! いよいよタネまき開始!やるぞ!と意欲満々な方々も多いのでは?

ごくごく初心者でちょっと自信ないな、という場合は、苗から育てるほうが失敗や苦労が少ないので、園芸店でレタスなどの苗を購入してみることもいいでしょう。でも、チャレンジできるなら、タネまきからトライしてみませんか。長い道のり(といっても、結果が出るのは半年ぐらい)ですが、収穫の喜びもひとしおです。

私は3月に入ると貴重なトマトのタネは一粒ずつプラグに植えます。マンションや、エアコンのきいた室内ならば、外は寒くても夜でも15度はあるから、早く育ててちょうどいい時期に定植できるようにするのです。

「苗半作」といいまして

「苗半作(はんさく)」というのは、ちゃんとした苗がつくれるようになったら一人前ということ。プロ同然、ほぼ成功まちがいなしです。

タネをまいて発芽するまではさほどではありませんが、それを苗に育てていくのはちょっと難しい。忍耐が必要です。遅霜がやってくるかもしれませんし、うっかり水やりを忘れたりするかもしれません。毎日よく観察して大事に大事に育てなくてはならないのです。

ですから、苗まではプロにまかせるのも、ひとつの方法でしょうね。でも、出回る苗は一般的な品種が多いので、ちょっとみんなと違う野菜を育ててみたいこだわり派は、やはりタネから育てたくなるんじゃないかと思います。

この時期は思わぬ寒波や嵐が来ないとも限らないので、苗を育てて定植するほうが失敗しません。 (ただし根菜類など直根性のものは、適期をえらんで直まき〔直接、土にタネをまくこと〕します)定植する4〜5月には気温も安定して、手間もいらず、スクスクと育ってくれます。苗の状態で配置するほうが、菜園をデザインする点でも、計画が立ちます。

私が仕事に追われていた20代の後半、なにか初心に帰りたくて、朝顔のタネをまいてみた思い出があります。タネが発芽して双葉になり、育っていく姿を毎日ながめるのはワクワクした気分でした。大げさですが、わあ〜生きてるんだなあ〜って。どらくのみなさんも、ぜひタネまきからトライしてみませんか?

そうそう、苗を作るところを英語では「ナーセリー(nursery)」といいます。ナースは看護婦、ナーセリーは保育所という意味です。生まれたばかりの赤ちゃん(苗)を、大事に大事に世間(畑)にデビューさせるまで育てるという感じがよくわかりますね。デビューを夢見てタネまき開始の季節は、今!です。

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タネの大きさは難易度と比例している。小さいほど難しく、大きくなるにつれて簡単になる。

さてさて、今年は暖かくなるのが早くて、もう春爛漫(らんまん)ですね。

暑さ寒さも彼岸までといいますが、通常、春のお彼岸の3月21日ごろと、秋のお彼岸の9月21日あたりがタネをまく時期の目安。

関東では、冬の晴天続きで乾燥気味だった畑に恵みの雨が降り、土は水を含んでタネまきの適期になります。菜種梅雨(なたねづゆ)ともいいますね。寒い地方も雪解け水で潤い、気温が上がるにしたがって芽吹きの季節になり、タネまきの時期がやってきます。

でも、経験を積んでいても、その年によって、お天気や温度はわからないものです。去年は寒くて遅くまで雪が降ったし、今年の東京は雪のない冬で、梅や桃が早く咲きました。カレンダー通りに「何月何日には何をまく」というわけにぱいきません。昔から日本人は、山の残雪の形や、桜が咲いたらとか、八重桜が散ったらとか、そんな自然からのお知らせでタネまきの適期を決めていたんですね。四季のある国ならではのことだなあと、いつもこの時期になると感心します。

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