冒頭で祖母がインゲンをササゲと呼んでいた話をしましたが、その続き。「あれ?わが家のちらし寿司には、サヤインゲンがいっぱいトッピングされてたぞ…」と思い出したのです。
ふつう、ちらし寿司にのっている彩りは、キヌサヤか木の芽(山椒の葉)ですよね。でもなぜか、わが家では、サヤインゲンを薄く斜めに切ったのがいっぱい。東北だから、お雛さまもお節句も1ヶ月遅れなので、季節的なこともあったのでしょうか。色はもちろん、食感もお味も、キヌサヤよりサヤインゲンのほうが、他の具によく合い、おいしくて栄養もたっぷりな気がします。ところどころに覗いている豆もかわいい。それに、祖母のちらし寿司は、クルミも入るのですよ。お試しください。



御倉 多公子(おんくら・たきこ)
園芸研究家。RHSJ(英国王立園芸協会日本支部)キッチンガーデンクラブ世話人代表。グリーンアドバイザー神奈川理事。NPO法人野菜と文化のフォーラム理事。園芸歴18年。自宅ベランダと菜園で野菜づくりに取り組み、トマトだけでも300種類以上。野菜づくりの場をガーデンとして、そのデザインや栽培、収穫を楽しみ、そのおもしろさを伝えたいと活動している。
カルチャーセンター講師、雑誌などで活躍中。
著書:「キッチンガーデンはじめて12ヵ月」(誠文堂新光社)
監修:「おうちで野菜作り」(日経BP)
(更新日:2007年07月12日)
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