青とうがらしは、赤いとうがらしの未熟なものだということ、ご存じでしたか?
熟す前の青いままのほうが、とうがらし独特の香りがあります。でも、青とうがらしは保存がきかないので、料理に使う分だけ収穫するか、酢漬けにしたり、自家製の柚子胡椒(ゆずこしょう)などに加工しておくとよいでしょう。
先日、山梨在住の友人の奥さまが、「青とうがらしは、細かく輪切りにして、お酒で炒(い)りつけ、そのまま冷凍するといい」と教えてくださいました。この夏は青とうがらしを使い終わってしまったので、ぜひ、来年試してみたいと思います。
そうそう、ガスパチョ(前回レシピ参照)にも青とうがらしを1本入れると、ピリリとした大人味に仕上がって、よりいっそうおいしくなりますよ!


一般的な柚子胡椒は、「青とうがらし+青い柚子の皮+塩」で作ります。作り方はいたってシンプル。すべての材料をフードプロセッサーにかけ、ペースト状にして瓶に詰めるだけ。しばらくおくと、塩が結晶のようになり、市販の柚子胡椒とかわらない状態になります。小瓶に詰めて、冷蔵庫で保存しましょう。
うどんや湯豆腐の薬味など、あると一年中重宝します。鶏肉とも相性バッチリなので、味つけのアクセントにすると、いつもとはひと味違う仕上がりになります。 自分で作ると、市販品より断然香り高いものができますので、ぜひ、自家製の柚子胡椒にチャレンジしてみてください。

御倉 多公子(おんくら・たきこ)
園芸研究家。RHSJ(英国王立園芸協会日本支部)キッチンガーデンクラブ世話人代表。グリーンアドバイザー神奈川理事。NPO法人野菜と文化のフォーラム理事。園芸歴18年。自宅ベランダと菜園で野菜づくりに取り組み、トマトだけでも300種類以上。野菜づくりの場をガーデンとして、そのデザインや栽培、収穫を楽しみ、そのおもしろさを伝えたいと活動している。
カルチャーセンター講師、雑誌などで活躍中。
著書:「キッチンガーデンはじめて12ヵ月」(誠文堂新光社)
監修:「おうちで野菜作り」(日経BP)
(更新日:2007年09月13日)
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