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育てる&食べる 野菜で元気!

はじめよう、キッチンガーデン!おいしい野菜のある暮らし 9月末〜10月のガーデン作業 葉ものの種まき&アブラナ科野菜の苗を植えよう

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9月に引き続き、10月も種まきのシーズンです。だいこんは、土にじかに点まき。ブロッコリー、はくさい、キャベツなどは、ポットに点まきし、苗に育ててから定植します。レタス、水菜、ほうれんそうなどの葉菜(ようさい)類はスジまきがいいでしょう。点まき、スジまきなどのまき方や、その他種まきの詳細については、3月のバックナンバー(※)を参考にしてください。

※2007/03/22参照

http://doraku.asahi.com/karada/vegetable/070322_02.html

イラスト

秋の種まきで特にオススメなのが、春菊(しゅんぎく)、小松菜などの「葉もの」です。春に比べ、虫に食べられにくいんですね。これらの葉菜類は、一度に全部まいてしまわずに、まき時をずらしてみましょう。例えば、10月1日に1回目をまいたら、2回目は2週間後の10月14日。その次、3回目は10日後の10月24日、さらに1週間おいて10月31日に4回目。そうすると、春先までずっと葉ものが収穫でき、鍋もののおいしい季節に、うれしい毎日が続きます。

初心者やめんどくさがり屋さんは、だいこん以外は、苗からチャレンジしましょう。ポットで苗を売っています。下半期の主役となるブロッコリー、キャベツなど、アブラナ科のスターたちの苗はぜひ植えたいもの。早生(わせ)の品種でも生育はゆっくりで、年内中に収穫できるかできないか…。ほとんどのものは来春の収穫となりますので、これから長期間、畑を構成する景色となります。考えてみれば、だいこんも水菜もはくさいもかぶもアブラナ科。秋から早春までの畑は、アブラナ科ファミリーの天国ですね。

写真

サボイキャベツ、紫キャベツ、コールラビの苗。園芸店で購入するときは、グラグラしないガッシリとした苗を選びましょう!

超初心者には、「球根」がベスト!土に埋めればいいだけなので簡単。失敗することもありません。球根といってもピンとこないかもしれませんが、にんにく、わけぎ、らっきょうなどのこと。ペコロスはたまねぎの赤ちゃんなので、そのまま植えればタマネギになります。タネから育てるよりはるかにラクチンです。園芸店をのぞけばおいてありますよ。

写真

サフラン、紫タマネギ、ペコロス、にんにくなど、「球根」から育てる野菜たち。

自然と暮らしの暦

【10月〜神無月(かみなづき)】「かみなづき(かんなづき)」の由来は、諸神が出雲の国に行き、諸国の神々が留守になる「神なき月」が転訛(てんか)したもの。また、「神誉月かみなめつき」「神の月」が転訛したという説もある。別名:孟冬、初霜月、小春、上冬、時雨月など。

10月3日 水始涸 みずはじめてかる 天地の水気が涸れ始めるころ
10月9日 寒露 かんろ 朝露が一段と冷たく、そぞろ秋も深まりゆく
10月10日 鴻雁来 こうがんきたる ガンが北地より飛来するころ
10月11日 ●朔 さく 新月
10月14日 菊花開 きくかひらく キクの花が咲き始めるころ
10月19日 蟋蟀在戸 しっそくこにあり コオロギ(キリギリスとの説もある)が、鳴き止み姿を消すころ
10月24日 霜降 そうこうく 朝霜を見始める、秋気が去って冬の兆しあり
10月26日 ○望 もち 満月
10月29日 霎時施 しぐれどきほどこす 時雨(しぐれ)がときどき降るころ

いま、ガーデンでは

10月の種まき
上旬 ラディシュ・小かぶ・小松菜・からし菜・高菜・ほうれんそう・しゅんぎく・みつば・サラダ菜
中旬 高菜・ほうれんそう・葉ねぎ・しゅんぎく・ラディッシュ・小かぶ・パセリ・小松菜
下旬 そら豆

★気温がどんどん低くなっていくこの時期。

まき時が1週間ずれると、収穫は1ヵ月以上ずれる場合も出てきます。

苗がどの状態で冬を越すのかがポイント。

プロフィール

御倉 多公子(おんくら・たきこ)さんの写真

御倉 多公子(おんくら・たきこ)

園芸研究家。RHSJ(英国王立園芸協会日本支部)キッチンガーデンクラブ世話人代表。グリーンアドバイザー神奈川理事。NPO法人野菜と文化のフォーラム理事。園芸歴18年。自宅ベランダと菜園で野菜づくりに取り組み、トマトだけでも300種類以上。野菜づくりの場をガーデンとして、そのデザインや栽培、収穫を楽しみ、そのおもしろさを伝えたいと活動している。

カルチャーセンター講師、雑誌などで活躍中。

著書:「キッチンガーデンはじめて12ヵ月」(誠文堂新光社)

監修:「おうちで野菜作り」(日経BP)

(更新日:2007年09月27日)

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