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前列右から最初のカメラのアサヒペンタックスSP、フジFinePix F200EXR。パナソニックLUMIX DMC-GH1には、アダプターを三つかませてキヤノンの昔のマクロレンズ35ミリF2.8を装着。後列が改造したコンタレックス用のプラナー50ミリF2をつけたニコンD3、そしてベッサR2

――カメラ歴は?

最初の1台は、中学生のときに買ったアサヒペンタックスSPです。始まりは、京都大学の天文台で大型望遠鏡を通して星をのぞいた瞬間でした。その美しさに感激して、「一生かかっても、こんな大きな望遠鏡を手に入れる」と決意したんです。カタログを取り寄せたら、当時学校の先生の給料が1万円の時代に500万円でしたけど(笑)。それで、まずは家庭用の小型望遠鏡に取りつけて天体写真を撮ることから始めました。ペンタックスSPはスクリューマウントなので、望遠鏡につけるのが簡単だったからです。カメラはいろいろ売り買いしましたが、やっぱり最初の1台は特別の愛着があるので売れないですね。

天体望遠鏡への夢は今も続いていて、公共天文台で不要になったものを集めて、文化遺産として次世代に残すための「天体望遠鏡博物館」というプロジェクトをやっています。もう大型天体望遠鏡が10台近く、小さいのが100台も集まりました。世界最大のコレクションではないでしょうか。

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三十数年間、毎日自宅での夕食を撮り続けている村山さん。庶民の食の文化史として、次世代に残したいという

――そのほかにカメラは?

海外出張に持っていくのは、コンパクトなベッサR2です。飛行機が離発着するときに撮るのが好きなんですが、デジタル機器の使用は禁止されてるでしょう。でも、フィルムなら問題ありませんから。宴会でよく使うのが、コンパクトデジカメのフジFinePix F200EXR。フラッシュ有りなしの2パターンの写真が1回のシャッターで撮れるのがいいんです。いちいち2回ずつ撮るのって面倒だけど、これだとバリバリ撮れるので宴会カメラとして優れものです。天体写真はもう完全にデジタルに移行しました。フィルムカメラの時代では1時間も2時間も露出していたのが今は1〜2分で撮れます。しかもISO6400とかとんでもない感度でも画像は鮮明。ニコンD3なら星空を手持ちで撮れますよ。

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