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――高校時代は写真部だったそうですね?
そうなんですよ。新設校だったから私たちが最初の生徒なので、部員も1年生しかいなかったんです。そこでいつのまにか部長になってました。部員数は7〜8人だったですね。それ以前から写真を見ることは好きで、小学校のときに星野道夫さんのアラスカの写真集を自分で買いました。たしか5千円くらいで、小学生のお小遣いじゃ大変でしたね(笑)。あと、お年玉で年間購読の契約をして「ナショナルジオグラフィック」も読んでいました。高校時代はもちろん「アサヒカメラ」も愛読していましたよ。

――最初のカメラは?
親が持っていたカメラですね。機種ははっきり覚えていないけど、父親がカメラ好きで一眼レフを持っていました。それはさわると怒られるので、私はコンパクトカメラを使っていたと思います。高校の写真部では備品として支給されたカメラで撮っていました。たしかキヤノンの一眼レフでしたね。暗室は使い放題だったし、モノクロの写真をたくさん撮りました。私、暗室作業が好きなんですよ。集中できるというか、没頭してやるんです。題材はほとんどスナップ。「あれを撮りたい、こういう光景を撮りたい」という意識よりも、ぱっと目についたものを片っ端から撮る感じです。
文化祭では、当時はやっていたプリクラを再現する企画を写真部でやりました。教室に囲いを作ってスタジオにして、そこで部員が撮影します。といってもデジタルじゃないから、撮ってすぐ現像してプリントするんです。お客さんには4時間後に取りに来てもらうんですけど、けっこう喜ばれました。写真といえばカラーがふつうだから、モノクロというのがかえってめずらしかったみたいです。

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