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部下や取引先との会食で「じゃあ、ワインのセレクトはお任せします」と言われてドキリ。知らないと思われるのが恥ずかしくて、ソムリエ任せにしたら会計の時にヒヤリ。そんな苦い経験がある人も多いのではないでしょうか? そこで、ワインは好きだけど難しくて覚えられないという初心者でも、お気に入りの1本に出会える方法をワインスクールの先生に聞きました。

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「お酒が好きで、10年ぐらい前からワインを飲んでいますが奥が深すぎて……。楽しく飲めればいいかなと、特に勉強したことはなかったです」と加辺さん(右)。

ワインビギナーでもワインが楽しめる5つのコツ

1まずはぶどうの4大品種を覚えよう
ワインは世界中で作られおり、材料となるぶどうも3000種類近くあると言われています。 バリエーションの豊富さはワインを知る楽しみの一つでもありますが、「何から手をつけたらいいかわからない」と初心者が悩んでしまう原因にも。まずは、白ワインなら「シャルドネ」、「ソーヴィニョン・ブラン」、赤ワインなら「ピノ・ノワール」と「カベルネ・ソーヴィニヨン」といった4大品種から試すのがおすすめ。
2料理との相性でワインを選ぶ
ワインを楽しむ重要な要素の一つが料理との相性(マリアージュ)。一般的には、肉料理やチーズには赤ワイン、魚介類には白ワインが合うと言われています。もう一つ、組み合わせの決め手となるのが料理の味付けの濃さ。例えば、エビ料理と相性がいいのは白ワインですが、エビチリのように重めの料理のときには、重厚感のある赤ワインの方が適しています。
3ソムリエにオーダーするときは予算を必ず伝える
レストランでワインを選んでもらうときには、料理の内容だけでなく必ず予算を伝えること。なぜなら、ワインほど金額の幅が広いお酒はないからです。「お任せします」と言って出てきたワインがとてもおいしいものだったとしても、「いくらするんだろうか、お金は足りるのか」とヒヤヒヤしていてはワインも料理も楽しめません。
4気に入ったワインはラベルをメモしておくこと
気に入ったワインを見つけたら必ずラベルをメモする習慣をつけましょう。ラベルには、銘柄だけでなく、生産年、生産者、産地、畑の名前、醸造方法にアルコール度数など、味の決め手となる情報が記載されているからです。こうしたメモを残しておくと、自分の好みのワインの傾向もわかり、お気に入りの1本を見つけやすくなります。もし書くものがなければ、お店の人に一言断ってから写真を撮ることもおすすめです。
5おいしさを説明できるとスマートに見える
ワインを飲んだ時に感想を求められたときは、「色、香り、味わい」について、感じたことを伝えましょう。ただ、「おいしいですね。飲みやすいです」と伝えるより、「柑橘系のいい香りがします」と具体的に表現すると、「この人はワインを分かっている」と印象を与えることができます。また、ワインの香りや味わいを説明する独特の表現は世界共通のもの。この表現を覚えておくと、お店などで説明されたときに、飲まなくてもどんなワインなのか、イメージできるようになります。

今回のプロフェッショナル

写真:梅田悦生さん

梅田悦生さん
うめだ・よしお

レコール・デュ・ヴァン創立者で東京校校長。ボルドー・ワイン、ブルゴーニュ・ワイン、シャンパーニュ・ワインの騎士。ワインスクール校長としての経験は15年と大ベテラン。これまでに5000人以上の受講生を指導するほか、「ソムリエ初級講座」「ソムリエ試験受験対策実戦講座」(共に、時事通信社刊)などワインに関連する書籍を出版。本業は日本抗加齢医学会に所属する医師。

レコール・デュ・ヴァン
東京都渋谷区東3-21-14 1F
0120-844-055
http://www.duvin.jp/index.html

教わる人

写真:加辺友明さん

加辺友明さん(62歳)
かべ・ともあき

凝り性な性格で、日本酒や焼酎にはまっていた時期は飲んだお酒をすべて記録し、全国を飲み歩くほど。ワインは10年ほど前から飲み始め、好きな品種はカベルネ・ソーヴィニヨン。ワインについては色々とこり始めると大変そうなのと、楽しく飲めればいいという思いから特に勉強したことはない。

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