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大人のお稽古

旨味(うまみ)ひきだす男の腕前 料理教室でお総菜作り お父さんが料理の腕を振るえば、家族円満

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年々、料理を趣味にする男性が増えてきた。
接待や職場のつきあいでおいしい店を巡り、
舌の肥えた男性は家庭料理の達人になる資質は十分。
旬の素材を使ったお総菜は、美味しいだけでなく、「どらく」世代の健康作りにも欠かせない。
そこで、男性だけの料理教室を訪ねてみた。

講師プロフィール

中山紀子先生

野見山和子先生
(のみやま・かずこ)

ベターホーム協会リーダー会員。15年以上にわたって家庭料理を指導。昨年からは「60歳からの男の基本料理の会」の講師を務め、レシピ以外に旬の素材の見極め方や残った素材で作る酒肴(しゅこう)まで教えてくれると、男性会員から大人気。

生徒さんプロフィール

佐藤与志雄さん

川島良一さん
(かわしま・りょういち 64歳)

建築設計会社の経営者をリタイア後、昨年8月より男性向け料理教室に参加。最近、凝っているのはだし汁を使わない厚焼き卵。月に一度は地鶏の卵を箱買いし、厚焼き卵を焼いては、近所に住む3人の娘の家庭に届けているとか。

習い始めたきっかけ

昔から、酒好きでうまい料理に目がない
月に一度の料理教室なら楽しんで通えると、習い始めました

「妻に酒の肴(さかな)を作ってもらうより、自分で手際よく作れたらいい…それぐらいの気持ちで、料理教室に通い始めました」と、川島さん。昔からお酒が大好きで、美味しい店に足繁く通っていたこともあり、料理教室に通うことには抵抗がなかった。

「現役時代から、外で食べたおいしいものを自分でも作りたくて、家で試したりはしていたんです。そんな様子を脇で見ていた妻が、知り合いから男性だけの料理教室があると聞きつけてきたんですね。それが、『60歳からの男の基本料理の会』でした。女性がいると、自分だけもたもたしたらどうしよう…なんて余計なことを考えるけど、参加者が全員男性で自分と同世代なのと、月1回だったので、気軽に申し込めました」

イメージ写真
料理教室の仲間たち

昨年8月に通い始めたとき、偶然、同じ調理テーブルだったのが、このメンバー=左奥:大野勲さん(62歳)、右奥:広瀬脩二朗さん(71歳)、星靖男さん(71歳)=。4人とも、月に一度の教室が待ち遠しくなるほど、料理好きに変身した。

料理教室に通う男性 グラフ
※ベターホーム協会調べ
料理教室に通う男性は年々増加

ベターホーム協会は男の料理教室の草分け。男性向け料理教室をスタートした1991年の参加者は350人だったが、2005年では5676人に急増。しかも、そのうち約7割が40〜60代なのだとか。同協会の調査によると、習い始めた理由では、「定年を迎え、時間ができたので」が61.7%で1位だったが、「趣味の一つとして」が40.7%で2位。料理を楽しみととらえる人が多いことがわかる。

エプロンとバンダナがあれば参加OK
包丁を持ったことがない人でも心配無用

料理教室に参加するときの必需品はエプロンと三角巾。三角巾は髪の毛が落ちるのを防ぐためなので、手持ちのバンダナや手ぬぐいをきりりと巻いてもいい。川島さんは沖縄の紅型模様のバンダナで、さりげなく自己主張しているよう。また、定員30人の教室では野見山先生のほか2名のスタッフが各テーブルを指導して回るので、料理経験ゼロ、包丁を持ったことがない人でも安心して参加できる。

「1年たって、コースを修了するころになると、みなさん見違えるように料理がお上手になり、包丁さばきも上達されますよ」と、野見山先生。

最初に準備するもの

  • エプロン
  • バンダナ
  • 今日のレシピ(授業の前にお入り口で渡されます)

今日のレシピ

  • あじの塩焼き
  • かぼちゃのそぼろあんかけ
  • なすとみょうがのみそ汁
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