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大人のお稽古

旨味(うまみ)ひきだす男の腕前 料理教室でお総菜作り お父さんが料理の腕を振るえば、家族円満

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いよいよ講習がスタート!

手際よく作るための手順や素材の仕込み方まで
「なるほど!」と膝を打つ、先生の説明

講習は前半と後半に分かれており、それぞれ先生が実演しながら説明した後、参加者が調理にとりかかる。前半は素材を切ったり、ひと塩したりなど下ごしらえ。

「今の時期はナスがおいしい季節ですね。へたのトゲが痛いくらいのものが新鮮です」

「アジはなぜアジと呼ばれるかご存じですか? 味がいいからアジなんです」

などなど、野見山先生は調理手順の説明と併せて、素材の選び方や名前の由来など、料理するのに役立つ周辺知識まで教えてくれる。

川島さんコメント

野見山先生の講習を受けるようになってから、食材選びにうるさくなりました。活(い)きのいい魚を見つけるまで、スーパーや魚屋を7〜8軒回ることだってあるんです。教室には当日配られるレシピ(料理の作り方メモ)と同じサイズのノートを持参して、先生から教わった料理のヒントをメモを取ってます。これが家に帰った後、役に立つんですよ。

「男性はとても真剣ですね。教える私も気が引き締まります」と、野見山先生。

手順を教わったら、いよいよ調理開始!

ささっとアジのわたをとる人がいたと思えば
こっちではゼイゴを取るのも大騒ぎ。包丁さばきは各人各様

アジの胸びれの下に包丁を入れて、くるっと返すようにするときれいにわたが取れる。

本日のメインはアジの塩焼き。先生から簡単なわたやゼイゴの取り方を教わったものの、お手本どおりにはいかず、各テーブルは大騒ぎ。そんな中、昨年から教室に通っている川島さんは見事な包丁さばきを披露。苦手な人は先生3人がテーブルを回って、魚の扱いのコツを伝授。

「どれどれ、アジの下ごしらえはいかがかな」と、
包丁自慢の川島さんがチェック。

川島さんコメント

魚をさばいたりするの、好きですね。講習を受けた料理は、次回までに必ず作っていますから、通い始めのころから比べると、包丁さばきは格段に上達しましたね。同じテーブルの仲間と1カ月ぶりに顔を合わせたときは、「あれを作った」「これを試した」なんて、いきなり報告会になっちゃうんです。

後半戦は煮たり・焼いたり、火を使って調理

使う食材はいっさい無駄にしない!
本番で作る一汁二菜のほかに、
残った食材を使った酒の肴まで教えてもらう

手早く手順を説明しながら、余った食材の利用法まで教えてくれる。

きちんと下ごしらえをし、分量を正確にはかっておくと、まったくの初心者でもおいしい家庭料理を作れるようになるのが料理教室のよいところ。

「煮干のだし汁はカツオ節とは違って、最初に水にはなっておいた後、数分煮たほうがよい味になりますよ。そのときに頭とわたを取って2つに割いておきましょう。旨味が出やすくなります」と、野見山先生が説明すると、「ほほぉ〜」と、感嘆の声をあげる参加者。

そんな、母から子どもに引き継がれていた家庭料理のコツを知っておくと、単純な味噌汁が数段おいしくなる。

「そうそう、お上手ですよ。おみそ汁に入れるナスは、皮をむいたほうが汁の色が変わらず、おいしそうにできあがるんですよ。それにナスがやわらかく、口あたりがよくなります」と、野見山先生。

川島さんコメント

自己流で料理を作ると、出来上がりにムラがあるし、味付けがつい濃くなるんですよね。けれど、先生の指導どおりに、きちんと計量して味付けすると本当においしく仕上がる。何事も基本が大切なんですね。それと、だし汁をとった後の煮干しを甘辛く炒って佃煮風にするとか、むいたナスの皮をささっと炒めてビールの肴にするとか、余った素材の使い方まで教えてくれる。食べ物を絶対に粗末にしないところがいいですねぇ。

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