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大人のお稽古

感じたことを自分の言葉で伝えたい 「自分」を表現するエッセー講座 人生経験が味のある文章を生む

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講座を終えて…

先生からの講評と他の人の作品からの刺激で
どう文章を構成していくかを整理できた

イメージ写真

「エッセー教室でテーマ、文字量、締め切りをという課題を与えられるのは、書くことに集中できるものですね。今まで思いつくまま、とりとめのない文章を書いてきましから、教室の進め方のほうが、逆に書きやすかったぐらいです」と、錦見さん。

文章表現という、きわめて個人的な作業だけれど、基本ルールを知ることでかえって表現が豊かになることを体験できたと話す。

「今回の時間というテーマで書き始めるにあたって、時間を前向きにとらえた作品にしようと意識しました。ですから、<時間は微笑んで、きっと味方になって、我々に、素晴らしい時間をくれるに違いないのです。時間とは、生きるということ、そのものなのです>という結びの一文が、まず頭に浮かんだんです。けれど、そこまでにどうやって持っていくかに苦労しました。これまでは自分の感じたことをメモにしはしていたけれど、物語として組み立てたことがなかったので、そうそう簡単にはできないんですよ。書き終えるまではずいぶん考え込んだし、締め切りが迫って焦りもしましたが、書き上げたときはうれしかったですね」

錦見さんは、今回のエッセー教室参加で、次の課題もうっすら見えてきたと話す。

「題材、表現方法もさることながら、エッセーには設計図があるんだとわかりました。その一方で、読者にウケる文章が自分にとっての課題だとも気づきました。読んでもらえる文章を書かねばならないのだろうけれど、それでは自分の文章が変わってしまう気がします。自分のスタイルを貫くのか、読者を意識したスタイルに変えていくか…。この先にそんな葛藤があるんでしょう。そういう自分の疑問を解決していくためにも、また参加したいです」

辻先生より

とにかく書きたいことを、どんどん書く
書かないことには、何も始まりません

自伝エッセーや自分史は、自分のための企画書です。自分という役者のいいところとダメなところを書きましょう。人とは違うことを書かないと面白くないですから、誰も読もうとはしません。

私のクラスにはたくさんの「どらく」世代の方が参加されています。それぞれ感性は違いますが、男性に共通しているのは頭でっかちなところ。型にはまったビジネス文書ばかりを書いてきたからかもしれませんが、理屈っぽくて、構えすぎなんですよ。エッセーは、そうはいかない。時々、頭をゆすって、枠を外さないと。せっかく自由に表現できるエッセーや自分史なのですから、手垢のついた表現はやめましょうや。

また文章上達のためにおすすめしたいのは、終わりまで書くことです。途中で放り出したくなっても、原稿用紙に<終わり>と書く。その積み重ねは達成感と自信につながります。みなさんは人生経験が豊富ですから、書くことはたくさんおありになるはず。書きたいことを、どんどん書いてみましょう。書かないことには、何も始まりませんよ。

スクールデータ

ここで紹介した青山表現学校は閉鎖となりました

その他のスクール

(更新日:2006年09月20日)

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