「英会話のレベルアップをはかりたいけれど、ビジネス寄りすぎると興味が半減…」
そう考えている人は意外に多いのでは?
そこで、研究者であるアメリカ人が講師をつとめる西洋美術史の講座を聴講。
印象派を代表する偉大な画家、モネの名画を英語ではどう解釈するのだろうか。

デイビッド・ウインター先生
中央大学講師。プリンストン大でB.A.(Bachelor of Arts)を、スタンフォード大でM.A.( Master of Arts : 文学修士)およびPh.D.(Doctor of Philosophy:学術博士)を取得。専門は19世紀の西洋美術。豊富な専門知識とスライドを用いた講義は英語と美術の両方が学べると好評。


川喜田正器さん
(かわきた・まさき)
デイサービス施設の運営・経営を展開する企業の部長。早期退職した前職では英語を頻繁に使い、短期留学も経験。これまでに培ってきた英語力が衰えないよう、50代になってからはカルチャーセンターや大学のエクステンションコースの英語講座に積極的に参加している。



「前職を早期退職するまでは英語はあくまでビジネスツール。50代半ばになって、ビジネスというより、英語を使って何かを学びたいと講座を探して、ようやく見つけたのが『英語で学ぶ西洋美術史』のコースでした」
川喜田さんは美術館や博物館を訪れるのが趣味。特に、ニューヨークでMoMA(The Museum of Modern Art:ニューヨーク近代美術館)を訪れたときに観(み)た、モネの「睡蓮」に強い感動を覚えた。
「以前からモネの名画をもっと理解したいと思っていました。だったら、印象派絵画を英語で学べたら一挙両得。しかも、西洋美術史の専門家の講師が指導するので、きっと講義内容も充実しているに違いないと考えて、すぐに応募したんです」
講義は印象派の名画のスライドを使って進められる。今回はモネのスタイルとタッチの変遷(へんせん)を理解するため、重要作品を時系列で追いながら学んでいく。スライドで紹介された絵画と同じものは、プリント資料として配付。ウインター先生が鑑賞のポイントを一つひとつ丁寧に説明してくれるので、モネの革新的な表現手法が手にとるようにわかる。
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