おいしい日本酒がますます増えてきた。
蔵元が互いの味を競い合い、個性が際立つ酒を送りだすようになったからだ。
味わうだけでもいいけれど、「大吟醸」と「吟醸」の違い、
「山廃」の意味を知れば、杯を重ねるのがもっと楽しくなるのではなかろうか。
そこで日本酒のプロフェッショナルを目指す「きき酒師講習会」を訪ねた。

永井等さん
(ながい・ひとし 51歳)
情報関連会社勤務。これまで国際営業畑一筋。最近、ますます日本文化を深く知りたくなってきたそう。また、定年後の楽しみと可能性を広げるために、積極的に講習会参加や資格取得を目指している。
ドイツの大学を卒業して以来、国際営業として海外駐在や出張を経験してきた永井さん。外国の文化や習慣には精通しているが、日本の食文化の代表ともいえる日本酒のことを、ほとんど知らないこと自分に気がついた。
「海外ではすごい日本酒ブーム。海外出張のたびに、取引先の外国人から日本酒のことを質問されるんです。うまく答えられないのが残念で、日本酒のことを詳しく知りたいと、見つけ出したのが、きき酒師の資格。昔から資格を取得するのが好きだったこともあり、知りたいことを学んで資格取得につながるなら一挙両得と、講習会に参加しました」

「きき酒師」とは、主に飲食店、酒販店などで、日本酒をわかりやすく説明したり、顧客の好みや料理、体調に合った日本酒を提供したりするプロフェッショナル。日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会による認定資格で、「きき酒師講習会」を受講し、後日行われる筆記・実技試験に合格すれば「きき酒師」の認定が受けられる。日本酒を扱う仕事の人だけでなく、最近では日本酒好きの一般人の受講も増えてきた。
きき酒師の必要性とスタンス
世界中のお酒と比較した日本酒の魅力について
アルコール飲料の体に与える影響・温冷効果について
日本酒の原料
気候風土と杜氏が生み出す芸術品・日本酒の醸造法
日本酒の歴史
日本酒の効果的なサービス方法
テイスティングの基本
販売法:酒販店編
販売法:飲料店編
「きき酒師」試験対策アドバイス

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