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大人のお稽古

本物の鳥そのものの姿をうつす バードカービングを習う 自然とのつながりを感じるクラフト

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バードカービングとは、本物の鳥そっくりに作り上げる木彫のこと。
羽根の一本一本を削り、同じサイズにするために正確に測りながら彫っていく。
アクリル絵の具の彩色での精緻な仕上がりは、本当に生きているかのよう。
作品づくりの面白さだけでなく、自然との一体感を味わえる稀有なクラフトだ。

講師プロフィール

水上清一先生

水上清一先生
(みずかみ・せいいち)

野鳥彫刻家。博物館や郷土館の依頼で作品制作する一方で、東京近郊各地のカルチャーセンターでバードカービングを指導。国内外でのコンクールで入賞多数。日本バードカービング協会副会長。東京バードカービングネットワーク代表。

生徒さんプロフィール

金子昌彦さん

黒澤淳さん
(くろさわ・あつし 75歳)

64歳で特殊鋼メーカーを退職後、すぐに趣味を広げようと数々の教室に通い始める。自宅近くの東京農業大学の成人学校にも参加。現在、バードカービング、ボタニカルアート、園芸など多彩な趣味を楽しんでいる。

習い始めたきっかけ

子どものころから物づくりが好きだったから
退職後は何かを創り出す趣味を始めようと思った

「きっかけは本屋でふと目にとまった、バードカービング教室の案内チラシ。山歩きが趣味だったこともあって、これはおもしろい!と思い、早速、申し込みました」

黒澤さんは退職した64歳から、即、趣味を広げる行動をおこした。とにかく興味を持ったものはやってみよう。やってみるうちに自分の志向にぴったり合った趣味が見つけられると考えた。

「バードカービングは自分に合っていましたね。かれこれ10年続けています。先生にポイントを教えてもらい、家でじっくり時間をかけて彫り進めることができる。出来上がった作品を展覧会に出したり、家に飾っておけたり、みんなに見てもらえる機会が多い。これがうれしいんですね。もの作りの趣味は、作り上げた後も楽しめます」

イメージ画像
自信作2つと黒澤さん。手にしているのはコノハズク。左はタカ科のツミ。

バードカービングのルーツは、狩りの時のおとりにするデコイ。20世紀半ばに今のような本物そっくりの姿への彫刻に発展し、以後、芸術作品として評価されるようになった。

日本にバードカービングが紹介されたのは1979年のこと。当時、日本鳥類保護連盟に所属していた松田道生氏がアメリカでバードカービングに出合い、野鳥保護のために使えるのではないかと紹介。

最近では剥製ではなくバードカービングを展示する博物館が増えている。

お稽古に必要なもの

鉛筆(B〜HB) 彫刻刀(印刀9ミリ、丸刀6ミリと3ミリ)
消しゴム はさみ
デバイダーかコンパス サンドペーパー(#120、240、400)
切り出しナイフ エプロン

中級者コースになると、これにグラインダー(電動彫刻機)、
バーニングペン(焼きごての一種)が加わる。

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↑黒澤さんのお稽古セット。今は彩色の段階なので、アクリル絵の具10色を持参。
↓こんなに種類があるグラインダーの付け替え刃。質感を出すために使いわける。
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