ほかのクラブでは体験できないのが、多摩川での野外騎乗。6時間かけて多摩川の内部を馬で行く。コンクリートで固められていない多摩川は、実は自然の宝庫なのだ。
野外騎乗では、先生がつきっきりで指導。始めて2〜3カ月の人でも、安全に配慮をしながら行うので、本格的な体験ができる。馬のおかげで味わえる冒険は、先生が騎乗からビデオ撮影してくれるから、一生の思い出になる。
「かれこれ6回ほど野外騎乗をしています。その時々に違う、草、木、土、石…そして川面。馬でしか行けないところで自然に浸れる感覚は、これまでにない体験です」(雅敏さん)
「自分の背丈より高いブッシュでも、馬のパワーを借りて進んでいける。それに感動しました」(恵さん)
点数を競う、競技乗馬にはない体験ができるのが野外騎乗。特に、川から眺める日の出は格別だ。
「僕は馬を極めたいんです。乗るだけではなく、いつかは馬の扱いすべての達人になりたい。それには時間を費やさないといけませんから、休みの日はすべて馬と過ごすことにしています。これからも、少しずつですけれど、もっと馬をわかるために乗馬を続けます」(雅敏さん)
「乗馬の面白さは、馬からいい動きを引き出せたときですね。たとえば、気難しい馬を少しずつなだめて、思い通りに動かせるとすごくうれしいし、楽しい。自分の指示に従わせるわけですけれど、無理やりそうするのではなく、『こういう姿勢だったら、馬が楽だろうな。動きやすいだろうな』と考えながら乗っています」
乗馬、それも馬に乗るだけでなく、馬と一緒に過ごす時間をいとおしむ本多夫妻。こんな夫婦で一生楽しめる趣味もあったのだ。

国立乗馬クラブ
お問合せ先:東京都国立市谷保1622 TEL:042-572-6802
(更新日:2007年06月06日)
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矢沢先生から
馬と一緒に自然の中に身を置いてみよう
私自身が、自然の中を馬と一緒に出かけるのが、たまらなく好き。乗馬クラブを創立したのも、こんな素晴らしい体験をもっと多くの人に知ってもらいたかったからなんです。幸い、このクラブの近くには多摩川があります。川幅の広いところは400mもあって、東京なのに信じられないほど自然が豊か。だから、野外騎乗をぜひ体験してほしいですね。内容はかなりレベルの高いものですが、初心者でも楽しめる世界なんです。
まずは一度、体験乗馬をしてみてください。北海道和種は揺れの少ない、乗りやすい馬なので、最初から馬の魅力を存分に楽しむことができますよ。