近頃、社交ダンスを始める「どらく」世代が増えている。
エレガントなドレスや燕尾服(えんびふく)をまとって踊る華やかな世界でありながら、
正しい姿勢と若々しさを保てる全身運動で、まさに大人のためのスポーツだ。
そこで、元全日本チャンピオンが指導するダンス教室で、レッスンに励む夫妻をレポート。

檜山公美子先生
(ひやま・くみこ)
檜山ダンススクール取締役。元プロスタンダードSA級。パートナーで夫の浩治さんとJBDF(日本ボールルームダンス連盟)選手権6連覇、統一全日本戦4連覇を達成。04年に現役を引退し、指導者となる。競技ダンスの頂点を極めた人ならではの的確な指導を求めて、全国各地から生徒が訪れている。


亀山文彦さん
(かめやま・ふみひこ 52歳)
亀山加代子さん
(かめやま・かよこ 52歳)
二人とも20代の趣味が社交ダンス。仕事や子育てで中断していたが、40歳を機にダンスレッスンを再開。地元・栃木県で週3日レッスンを行い、月2回東京で檜山公美子先生から指導を受ける。50歳で日本ダンススポーツ連盟A級。全国で開かれる競技ダンス大会に夫婦そろって積極参加中。

亀山文彦さんと加代子さんは社交ダンスがきっかけで結婚。子どもが手を離れて、夫婦共通の趣味を始めようと考えたとき、真っ先に思いついたのが社交ダンスだった。
「40歳から社交ダンスを再開したのですが、地元でレッスンを受けるうちにもっと技術を磨きたいと思うようになったんですね。それならば、一流のプロに指導を受けたいと、檜山ダンススクールに入会したんです」(文彦さん)
競技ダンスには級が設けられており、大会に勝ち進んでいくと昇級できる。これが文彦さんのやる気に火をつけた。加代子さんも「上を目指す」という気持ちは一緒だが、もう一つ大きな理由もあった。
「子育てしながら、もう一度、あの華やかなドレスを着たいとずっと思っていたんです。だから今は、ドレスを着て、大会に出るのがうれしくて! ステージは普段の生活とは別世界。気持ちも華やいで、毎日の生活にハリが生まれました。今では大会出場中心の生活を送っています」(加代子さん)

レッスンの必需品はダンスシューズ。軽やかなステップを踏むためには、やはり社交ダンス専用の靴が必要だ。優雅に見える社交ダンスだが、運動量は相当なもの。レッスン終了後には汗びっしょりになるので、動きやすい着替えを持っていきたい。加代子さんのようにふわっとしたブラウスでレッスンを受けると華やかな気持ちになる。ここが他のスポーツと違うところ。


※当サイトの推奨ブラウザは、Windows Internet Explorer6.0以上、Netscape7.0以上、Firefox 1.0以上、Macintosh Safari 1.0以上となります。
Copyright The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.
どらくに掲載の記事・写真の無断複製転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
©朝日新聞社
無断複製転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。