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身体全体の力みを抜き、身体感覚を目覚めさせるという野口体操。ゆらゆらと身体をゆるませることでラクに動けるようになったという人も多いとか。そこで、創始者から直接指導を受けた講師による人気の講座を訪ねた。

羽鳥操先生
(はどり・みさを)
1975年より野口体操創始者・野口三千三氏に師事し、氏の没後98年から現講座を引き継ぎ指導をしている。現在は、野口体操の会主宰・野口三千三授業記録の会代表として、講演やワークショップ、執筆活動を通じて普及活動に務めている。


鳴瀬彰夫さん
(なるせ・あきお 58歳)
1980年代に人と人とのかかわりや自分自身の身体を見つめ直したいと野口体操に興味を持ち、野口三千三氏の講座を受講するも、仕事が忙しく途中で断念。98年より、野口体操の身体哲学を再度学びたいと、羽鳥先生の講座に参加。

鳴瀬彰夫さんが初めて野口体操に興味を持ったのは、80年代の身体ブームのころ。
「40歳を前にして健康のことも気になりましたが、一番に興味を持ったのは身体論。身体のありかたが、どのように人とのかかわりに関係してくるのか知りたいと思ったからです。」
そこで、朝日カルチャーセンター・新宿の野口三千三氏の講座を受講。「人間も物体であり、地球物質である。自分の内面を見て宇宙を感じる」などの独自の身体哲学と、それを実感するために、身体の力を抜き、重力に任せるようにゆらゆらと身をゆだねる動きの面白さに魅せられたという。野口先生の没後は、98年からは助手を務めていた羽鳥操先生の講座を受講している。

レッスンでは特別に必要な道具はなし。Tシャツにジャージー、足下は、体操用のシューズを着用する人もいれば、靴下だけの人、裸足の人など、動きやすい格好であれば服装は自由。毎回レッスンの始まりには、野口体操の哲学や理論を解説するので、筆記用具を持参する生徒もいる。





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