美食の国イタリアでは、飲み物も多彩な顔をみせます。その筆頭は、1000種を超えるともいわれる地域色の強いワインの数々。自然条件でがらりと味と香りを変えるブドウはイタリア独特の硬水の恵みで豊かに実り、個性あるワインへと姿を変えます。硬度が高い水は個性的に感じられますが、ワイン、地ビール、コーヒーなど魅力ある飲み物はこの水抜きには語れない味わい。フィレンツェのあるトスカーナ地方は、エレガントなキャンティワインの産地です。とびきりの芸術と個性的な食文化を擁するフィレンツェでの滞在をご案内しましょう。


「できうる限り豪勢に」という指示のもと、1296年から175年をかけて完成したフィレンツェのシンボル・ドゥオモ。完成時期と重なるように、フィレンツェではメディチ家が台頭し、「花のクワトロチェント(1400年代)」といわれる本格的なルネッサンス時代を迎えました。
ミケランジェロに彫刻を学ばせ、ラファエロを援助したメディチの人びと。ひとつの才能がまた別の才能を呼び、ダ・ヴィンチはミケランジェロと腕を競うことでさらに能力の幅を広げました。彫刻家であり、画家であり、科学者でもあったルネッサンスの巨人たち。ジャンルを超えて人間の可能性を追及できた、人類にとってはまたとない幸福な時代でした。ウフィツィ美術館はルネッサンスを代表する名画の宝庫。ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」、ダ・ヴィンチの「受胎告知」など、人の個性を描こうとした画家たちの挑戦を心ゆくまで鑑賞ください。


滞在中は、自由行動の時間もご用意しました。小さな美術館巡りをしたり、気ままにショッピングしたり。二度目の滞在なら、バラ色に輝くフィレンツェを俯瞰(ふかん)できる丘の上のまち・フィエゾーレへ足を伸ばすのもおすすめです。


フィレンツェ滞在の最終日は、郊外にご案内します。
ピサはジェノバ、ベニス、アマルフィと並ぶ一大海運国だった歴史ある都市。ガリレオ・ガリレイの実験で有名な高さ55メートルの端正な斜塔は、地盤沈下により不思議なバランスで傾いています。
続いて訪れるルッカは、オペラ「マダム・バタフライ」を作曲したプッチーニの故郷。1周4キロの城壁で囲まれた中世のまちで、ティントレットやリッピの絵画が残るドゥオモや教会が見どころ。締めくくりはダ・ヴィンチの故郷、ヴィンチ村。天才を育んだ家は緑に包まれた谷を見下ろす高台にあり、ダ・ヴィンチ博物館では発明品の模型を目にすることができます。


野趣あふれる素材の味を生かしたトスカーナ料理は、滞在の楽しみのひとつ。特産の白インゲンやキャベツ、パンを煮込んだリボリータ、牛の胃袋をトマトソースでじっくり柔らかく煮込んだトリッパ・アッラ・フィオレンティーナという煮込みの取り合わせは、秋から冬ならではの味わいです。
秋の味覚の代表といえば、ポルチーニ茸(だけ)は外せません。「西洋マツタケ」ともいわれる香りの高さとうま味、そして歯ごたえに熱烈なファンも多く、シンプルなグリルでこそうま味が引き立ちます。
滞在最後の夜は、ご希望の方には「エノテカでのワインテイスティングと軽食の夕べ」をご案内します(いろどりプラン)。イタリアワインの魅力に改めて触れるとともに、ご案内するフィレンツェ在住の日本人との交流をお楽しみください。

ローマ、フィレンツェ、ベニスと巡りイタリアの歴史と美を満喫。アッシジやシエナなど中世の面影を残す古都も魅力です。旬の料理に貴重な遺跡と、たくさんの発見があるはずです。
持てるようになったゆとりの時間、満足できる海外旅行はないだろうかーー。
その期待に応えたいと、誕生したツアーがあります。ゆったりした日程できめ細かなサービスを受けながら、深い感動と充実のひとときを得る。それが「浪漫飛航」です。
各コースには、経験豊かで各国の旅に精通した選りすぐりの専属コンダクターが同行。参加人数を最大20名に限定、出発前にはコンダクターが電話でご挨拶(あいさつ)し、お客様からのご相談を承ります。主要都市では連泊しながら適度に自由行動をとった日程、また長距離移動では座席を1名様で2席分使えるバスをご用意するなど、ゆとりある旅にこだわりました。名物料理や旬の料理の記念ディナーもお楽しみいただけます。往復便とも、日本航空・JALウエイズを確約です。
かつてハネムーンや仕事で訪れた街へ、憧(あこが)れの街へ、浪漫飛航で旅立ってみませんか。
ジャルパック

※当サイトの推奨ブラウザは、Windows Internet Explorer6.0以上、Netscape7.0以上、Firefox 1.0以上、Macintosh Safari 1.0以上となります。
Copyright The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.
どらくに掲載の記事・写真の無断複製転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
©朝日新聞社
無断複製転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。